写真は自分がゆっくり新聞でもというときによく行く、軍事博物館前のハイランドカフェです。軍事博物館の前にカフェというのも最初はよく気が付いたなあと思いましたが、戦車や飛行機とレーニン像に囲まれたオープンカフェの雰囲気はなかなか不思議と良いです。コーヒーとかはまあ普通ですが。
　このお店も開店した直後は外国人率が大分高いなあと思っていたのですが、今日ふと周りを見ると外国人は（一見）誰もいません。みな、友達連れ、家族連れのハノイの人たちです。ベトナムコーヒーが１４０００ドンと、普通のそこら辺のコーヒーやさんの２倍位するのですが、そのくらいはなんでもないようです。ハノイの人もどんどんお金持ちになっているなあと感じます。
　日本料理屋さんでも１００ドル札をバンバン使って食べまくるハノイ人や、自分と同世代でアパートや車を持っているベトナム人同僚、少なくてもハノイにいる限りはそうした「中産階級」、更にもっと上の人たちが増えてきているのを感じます。ちょっと前に紹介したケンタッキーもその象徴かもしれませんが、そうした層をターゲットにしたちょっと良い感じな店・デパート・スーパーも少しずつできてきています。
　もう５年もしたら、この街の様子も、人の姿も大分変わっているかもしれませんね。と同時に、たまには地方や田舎に行かないと、どんどん自分のベトナム観もアンバランスになっていきそう・・・。