カテゴリ:中国とベトナム
昨日に引き続き、もう少しこの映画の話題を。というのも、ちょうど本日のTuoiTre紙にもこの話題、特に主演女優の湯唯が批判されているという記事が出ていたからです。同紙は中国の時事ネタを結構タイムリーに、面白い話題を選んでキャリーしているので、中国で話題になっていることがベトナム紙であるTuoiTreから得られることが多いです(自分が中国の記事を注目しているからでしょうか)。
やはり、そこでも監督の指示の元に演技を行った湯唯がむやみに当局に批判されるのは不合理という論調を紹介。中国語ウェブを覗いてみると、例えばこれまた大俳優であるチョーユンファなども彼女を擁護していました。 http://ent.sina.com.cn/s/h/2008-03-15/08161949007.shtml 確かに映画を改めて観ると、湯唯が当時の中国美人を本当の妖艶な感じを、非常に美しく描いており、それはもちろんそういった審美観の監督の下に熱演したのでしょう。これを非難するのは確かにあまりに筋違いですね。 ちなみにもう一つこの映画で好きなのは、その多言語さ。中国語では普通話、上海語、広東語が飛び交い、更に英語や日本語を使うシーンも出てきます。自分が語学を勉強するのが好きだからか、一つの映画で多くの言葉が出てくる映画に、何とも言えない魅力を感じます。そう書いているうちに、自分が中国・香港映画を良く観るようになったきっかけとなる、恋する惑星を思い出しました。この中での金城武がある女性に、日、英、普通話、広東語で話しかけるシーンが、香港のコスモポリタン振りを象徴していて何とも言えません。以前の映画で今さらながらの紹介ですが、こちらも是非ご覧になってください。 [DVDソフト] 恋する惑星 デジタル・リマスター版 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年03月17日 00時17分45秒
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