テトの近づく週末
いよいよテト(ベトナムの旧正月)まであと1週間となりました。昨年は始めてのテトをハノイで迎えるとあってどんな感じかなあと、ワクワクしながら年の瀬を待っていたと記憶していますが、今年はある程度どんなことが起こるかは少し想像できるようになったので、昨年と同じ季節の風物詩を見ながら、テトが少し自分の正月らしくなってきたかなあという感じです。 街中は桃の花や金柑の木をバイクや自転車の後部座席にくくりつけて、実家に帰るベトナム人の姿でごったがえします。今日も彼女の実家に帰ったのですが、南への主要幹線道路である国道一号線は、特にバスターミナルや駅があるので、ただでさえひどい渋滞が更に大変でした。 さらに旧暦12月23日、テト一週間前は「OngCongOngTao」と呼ばれる日で、かまどの神様に感謝をする日だそうです(それで実家に帰ったわけですが、詳しくは別途紹介します)。この日はその神様の衣服や靴などを模した紙人形を燃やして天に返し、その一年の行いを振り返るのだそうです。そして家族みんなで御飯を食べる、食卓にはテト名物のバンチュンが早くも並びます。いよいよ年の瀬ですねえ。