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カテゴリ:光・光刺激・視覚刺激
以下の内容は、ある文献の要約です。
無断で転用されることなく、また何かの理由で使用される場合は 著作権の問題等に十分に配慮されるようにお願いします。 また要約は研究対象とした症例の結果であるので、これが全ての 場合に当てはまるとは限りません。 ケースによっては逆の場合の可能性もあります。 【文献名】 色の視覚刺激による、脳波及び皮膚温などの生理機能に及ぼす 影響について(2回に分けます) 【方法】 1、皮膚温の実験 健康女子16名、男子2名に対して、市販の四つ切り色画用紙 四色(赤・青・黒・白)の内1色を被検者の目の高さで90- 100cm離して10分間見せた。 2、脳波の実験 上記と同様に2分間閉眼後、2分間開眼を繰り返した。 【結果】 1、赤色 → 色紙を見た直後に皮膚温が上昇。 脳波はβ波が中心で、α波は減少した。 2、青色 → 色を見た直後には皮膚温が上昇、時間の経過と ともに著しい低下を示した。 脳波はα波・β波混在して現れたが、α波が頭部 全体に現れた。 3、白色 → 皮膚温は色紙を見た直後に著しく低下し、時間の 経過とともに上昇した。 脳波はα波が部分的に出現し、θ波も時々見られた。 4、黒色 → 皮膚温は色紙を見た直後に著しい上昇が見られた。 時間の経過とともに徐々に低下した。 脳波はα波・θ波が出現し、広範囲にα波・θ波が 広がっていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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