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カテゴリ:リハビリテーション
意識障害に対するリハビリテーションの問題点として、
一般的には病院の理学療法士は、触覚や深部感覚(関節や筋肉がが曲がっている) などの体性感覚と言われる感覚を主に利用しながらの、 関節可動域訓練等に終わってしまい、 また主に褥創や起立性低血圧などの循環障害等の、 廃用症候群を予防するために車椅子訓練や起立台を利用した、 離床による意識覚醒を促すことがほとんどで、 特殊感覚を用いることは少ない。 現在では若干ながら緩和されているが、脳疾患リハビリテーションにおける 180日の診療報酬算定期限、 それに加えて 1、意識障害に関するリハビリテーションの知識の乏しさ 2、動作能力が向上する患者様を優先して診療を行う といった理学療法士側の諸問題の理由により、 理学療法士が関与するリハビリテーション領域においては、 制度上やマンパワー上、解決しづらい課題も多い。 もし音楽運動療法に関する知識とその効果を知っていても、 リハビリテーション室における騒音・スペース等の問題のために、 効果的とされても実施が困難である。 次回、 【快適効果を得られる刺激入力から、情動・意識覚醒を!】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008.05.12 01:19:57
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