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カテゴリ:リハビリテーション
手足の関節の動かし方は、そんなに特殊なものではありません。
放っておくと、『拘縮』といって、 筋肉や関節の周囲にある軟部組織の柔軟性が少なくなり、 だんだんと固くなってきます。 伸びにくくなったゴム のようなイメージが適当かと思います。 『家庭でできるリハビリテーション』 隆島研吾 著:法研 1500円 この本はA4判ですが、現役の理学療法士さんが記しているものです。 挿絵も多くあり、大変わかりやすくなっています。 ぜひご参考にされていただきたく思います。 関節の運動は、 1、関節に炎症がある場合(水が溜まる水腫ではない) 2、動かしている時に、あきらかに痛みの表情がある場合 3、酸素投与など全身状態がよろしくない状態 であっても、 37.5度以上の熱があっても、関節水腫があっても、 マイルドにソフトに動かすことは、拘縮予防という観点からも、 脳への刺激という観点からも、大事であると思います。 もし、どうしても専門家の指導が受ける機会がなく、 お困りでしたら、ブログメールにてご連絡ください。 個別に対応できれば、ご協力いたします。 (現在のリハビリの状況は、過去において先輩諸氏が努力してこなかった結果、 意識障害の方々に対して、取り組みをしてこなかった結果であると考えております。 私の研究のきっかけは、その状況を少しでも解決していきたい、というところから 始まっております。) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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