夕焼~けこやけ~の~赤と~ん~ぼ~♪
でも赤とんぼじゃないんです。
『ハッチョウトンボ』っていいます。
綺麗な湧き水が有り、ミズゴケやモウセンゴケなどの生える湿原にしか住めないトンボで国内最小種です。
写真では比較するものがないのでわかりませんが体長約2cm。
ちょうど1円玉の直径くらいしかありません。
隣町にハッチョウトンボの生息地があります。
15年程前に、この町の小さな湿地でハッチョウトンボが見つかりました。
しかし、心ないひとの乱獲を恐れ、その存在は長年隠されてきたそうです。
数年前、トンボを守ろうとする人たちは隠すことの限界から一般公開に踏み切りました。
そして、公園を作り、多くの人の協力を得て「ハッチョウトンボを育む会」を発足させ現在に至っているとのことです。
絶滅危惧種に指定することで保護するという考え方があります。
しかし絶滅危惧種の指定を受けたことで、有名になり、逆に人間の好奇心をそそる材料となってしまうことも。
好奇心を持つこと自体には問題はない、いやむしろ好奇心を持つことで、なぜ絶滅しそうになっているのかという背景を考えるきっかけになれば素晴らしいことだと思います。
ただ、絶滅危惧種を獲る人間が現れることは悲しすぎることです。
田舎暮らし応援倶楽部