テーマ:天文(621)
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宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4日午後3時48分、国産新型ロケット「H3」4号機を鹿児島県の種子島宇宙センターから打ち上げた。搭載した防衛省のXバンド防衛通信衛星「きらめき3号」を高度約3万6千キロの静止軌道に届けるため、予定の軌道で分離した。H3は1号機が打ち上げに失敗したが、2号機から3回連続の成功。
予定の軌道は、静止軌道への移動ルートになる静止トランスファー軌道(GTO)で、H3での衛星投入は初。きらめき3号は分離後、自身の燃料で静止軌道まで飛行する。これまでは多くの地球観測衛星が周回する高度が低い低軌道に投入してきた。静止軌道上の衛星は地球の自転と同じ速度で移動し、地上の同じ場所を観測できる。 きらめき3号は、気象の影響を受けにくいXバンドという周波数帯を使い、自衛隊の部隊間で横断的な通信を可能にする。運用中の1、2号と合わせ、3機体制が整う。2024年度内に運用を開始する見通し。 JAXAのライブ中継を見ていた。下に中継の録画を貼っておくけれど、拙者が見ていたのは、打上げ3分前から、衛星分離までの約30分。ロケット打上げは、何度見ても飽きないな。 ロケットは打ち上げ後、直ぐに雲に入って見えなくなってしまった。その後は、ロケットから送られてくるテレメトリーデータから作成されたCG画像での中継になった。 緊張したのは、2段目ロケット点火の時。(1号機の時は、ここで点火できず、ロケットの速度が上がらなかったので、打上げ失敗と分かったのを覚えている)1段目を分離した後、速度が変わらなかったのが、2段目点火以降、速度が再び上がっていったのを見てホッとした。まあ、拙者が緊張しても仕方ないのだけれどね。(苦笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024年11月05日 19時05分03秒
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