カテゴリ:社会観察関連
ロシアのウクライナ侵攻があってか、ジョン・レノン&ヨーコ・オノの『イマジン(IMAGINE)』が俄然注目されているかのような番組があった。
そんな流れの映像の中で、チェコのプラハの『レノン・ウォール』が紹介されていた。 わたしもプラハへは行ったことがありますが、その『レノン・ウォール』のことは知っていたけれど、その現場に行くことはなかった。 したがってその『レノン・ウォール』がどのようなものであるのかは、映像で観て知っているということです。あえて申せば、チェコへ行った時にわざわざ訪ねて観に行くほどのことでもなかったかもしれません。 つまり簡単に言えば ”レノンが暗殺されてファンの方々の追悼落書き壁面” とでもいうようなもので、それが名物スポットになっているということです。ファンの方には ”聖地?” になっているのかもしれません。 時はそのチェコ旅行から1年ほど下って、スペインを訪ねて行った時のこと、外国人観光客が殆ど訪れない『ベルチテ』という小さな街。 スペイン・サラゴサのスペイン内戦で破壊されたベルチテの街が廃墟遺構を残している。 それがこの街の観光資源にもなっているようだった。サラゴサからバスで1時間ほどのところにあるその街を訪ねて行った時のことです。 一日に行き交うバスの本数が極めて少なく、往路復路とも2本ずつしかない。つまり1本乗り遅れるとサラゴサに帰れなくなる恐れがある。そんなところだったのです。 よってかなり早い目に帰りのバス停に着いていたので、時間待ちにバス停から大きく離れないように近辺を歩いてみたところ、そこそこの大きさの白壁があって、その真ん中にジョン・レノンの顔が大きくモノクロで描かれていた。 「なんでこのベルチテでジョン・レノンが?」という疑問をそのときには持ったのです。 いまにして思えば、誰かがここにも ”レノン・ウォール” を創ろうとしたのではないだろうかと思い至ったのです。その壁が現在どうなっているのか? それは確かめようがありません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.04.02 00:10:07
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