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門外漢のねごとたわごとひとりごと

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2022.06.14
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カテゴリ:音楽関連
『アポロとヒュアキントス(KV38)』という3幕のオペラがある。
そんなCDが我が家に有った。手元にあったのですが、実は一度も聴いたことはなかった。
このCDは名作オペラ『フィガロの結婚』とセットになっていたものだから、フィガロの方ばかりを聴いてきたということで、『アポロとヒュアキントス』の方はCDプレーヤーにかけられることはこれまで一度もなかったのです。

最近、モーツァルトばかりを聴いているものですから、「はて? これは聴いたことがあったのかどうかが定かでないなぁ」と思って、聴いてみることにした。

ケッヒェル番号が ”38” ということですから、モーツァルト相当初期の作品だと思われる。

そのオペラを聴きながら『アポロとヒュアキントス』というオペラはどんなものか? 概要を調べてみたら2番目のオペラ作品で1767年3月に作曲に取り掛かり、同年の5月に初演されたとある。
驚くべきことに、初演までものすごく短期間である。

劇の内容はちょっと長くなるがいかに引用する。
 <<ヒュアキントスはギリシャ神話で有名な美少年で、太陽神アポロに愛されていたが、西風の神ゼピュロスが嫉妬して、アポロとヒュアキントスが鉄輪投げで遊んでいたところ、風を送り鉄輪がヒュアキントスに当たり死んでしまうという神話がある。
しかし、この神話は同性愛の要素を多分に含んでいたため、オペラでは神話にはないメリア王娘を登場させて、同性愛色のタブーを薄めさせている。
なお、ヒュアキントスが死んだ後に咲いた花は ”ヒヤシンス” と呼ばれている>> と。

ケッヒェル番号38ですから若い時の作品だとは思っていたが、なんとヴォルフガング・アマデウス・モーツアルト11歳の時の作品でした。

オペラとしては80分ちょっとの楽曲ですが、なんと11歳の時だとは驚きました。





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Last updated  2022.06.14 16:22:22
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