ほんの数日前に、またわくわくするようなニュースがありました。
今月11日の報道です。
NASA(米国航空宇宙局)の発表で、ジェームズ・ウェッブ宇宙望遠鏡(ウェッブ)が撮影した天体の画像を初めて公開したというものです。
そのあらましは、約46億光年先にある銀河団やそれよりもはるか彼方にある多くの銀河を赤外線カメラで鮮明にとらえたという。
(因みにハッブル望遠鏡の100倍の性能があると報道されていました)
NASAによると、赤外線観測で得られた画像としては、最も遠い天体を撮影できた可能性があるということらしい。
この成果に対して同日に、バイデン大統領が「科学技術、天文学、宇宙開発において歴史的な瞬間となる」とコメントしている。
この『ウェッブ宇宙望遠鏡』は昨年12月に打ち上げられて、現在は地球から150万キロメートルほど離れたところを飛行している。今回が初の本格的観測となり、今後は宇宙初期に誕生した星の撮影など、天文学に足跡を残す観測を目指すということです。
こういったニュースは、”宇宙大好き” な私としてはわくわくせずにはおれません。
”46億光年先にある銀河団を撮影” といいますけれど、光のスピードで46億年掛かる! それほど遠い遠いところにある銀河です。そしてその画像は46億年前の姿を写しているのですから、もう気が遠くなりそうです。
少し前には ”ブラックホールの画像撮影” が発表されたりして、天文ファンにはたまらない情報が次々と報道されるので、嬉しくて・・・。
そんな宇宙規模のはなしから見ると、ちっぽけな ”塵のような地球上” で、国境紛争での戦争や内乱や軍備の拡張競争など、ばかばかしくはならないのでしょうか? 悲しくなってしまいます。