想像の枠を遥かに超えた話ですが、好き…
『1光年』というのは、光が1年間進み続けて到達出来る距離のこと。光の速度はおよそ秒速30万キロほどと言われていますから、太陽が発した光が地球に届くのに8分ちょっとかかることになり、その途轍もなさが分かろうというものです。(因みに、太陽と地球の距離は約1億5千万キロです)もっと具体的にどれくらいかと調べてみると、<<1光年は、光が自由空間かつ重力場及び地場の影響を受けない空間を1ユリウス年365.25日 (= 31,557,600秒)の間に通過する長さ。真空中の光の速度は正確に 299,792,458 m/s であるので、1光年は正確に 9,460,730,472,580,800m つまり1光年は約9兆4600億kmである>> とこのように極めて具体的な数字になっているのです。唐突にこんなことを書きましたのは、すでに報道された通り ”5,500万光年離れたところにある巨大ブラックホールとその影の存在を初めて画像で直接証明することに成功した” という信じられないようなニュースがあったからです。そこで5,500万光年というのはどれくらい遠いところになるのだろうか? という疑問があって調べたということです。因みに、この巨大ブラックホールの質量は太陽の65億倍もあるようです。『イベント・ホライズン・テレスコープ』という国際協力プロジェクト・チームは、地球上の8つの電波望遠鏡を結合させてブラックホールの画像撮影に成功したという。このチームには嬉しいことに日本の研究者が何人も参加していて、大いに貢献されたようです。このようなニュースに接すると、隣国と絶望的な関係悪化していることなど、なんと細かい小さなことかと、つくづく思うところであるのですが・・・。(これは余計なことでした)でもブラックホールの画像が見られるなんて、夢にも思っていなかった。