カテゴリ:言葉(言語)・文字関連
先日、友人で先輩でもあり山の会の会長でもある方が、急逝された。そのことは既に書きました。
その告別式に参列して、わたしは持って行かなかったけど、みなさまの中には数珠を持ってきていた人も多く、「しまった、持ってくればよかった」とちょっと悔やんだものだった。 その数珠の事、あの数珠の玉の数は決まっているのだろうか? 調べてみると、正式には108なんだそうである。ところが皆さんの持っている数珠はとてもそんなにたくさんあるようには見えない。 数珠には、多くの宗派の正式の両手数珠は玉の数が108で、片手数珠の方は数はまちまちですが概ね25~30くらいのものが主流だそうです。 大晦日の除夜の鐘の数も108で、人の煩悩の数を表しており、最も功徳がある数なんだそうである。 ではその人間の心身を悩ましく迷わせる人の煩悩。その数が何で108なのか? 一説にと前置きをしたうえで、こんな説が書かれていた。 それは ”眼根(視覚)・耳根(聴覚)・鼻根(嗅覚)・舌根(味覚)・身根(触覚)・意根(心)の六根のそれぞれに悩みが6つずつある(つまり36)のだそうで、これを過去・現代・未来にそれぞれ配して合計が108になるというものです。 【つまり六根とは、五感とそれに加えて第六感ともいえる意識(心)の根幹のことを指している】 ま、こじつけっぽくも思えますが、そういうものなんだろう。 また1年は、12ヵ月で24節季と節目があって、さらに細かく72侯に分けられ、その数をすべて合計すると108になるというのもありました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.02.24 00:10:09
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