カテゴリ:音楽関連
もう亡くなって1年2か月ほどが経過している『葛城ユキさん』。 むかしからこの人のパワフルなハスキーボイスのファンで、コンサートにも何度か足を運んだことがある。わたしはハスキーボイスの女性ボーカルが大好きで、例を挙げれば『ボニー・タイラー』や『キム・カーンズ』や『スティーヴィー・ニックス』や『ヴィクター・ラズロ』、日本では『中村あゆみ』とこの『葛城ユキ』と言ったところが濁声の双璧と思えます。 なんでこんなことを書き出しているかと言うと、たくさんあるCDを入れている棚の隅っこの方にこの『葛城ユキさん』のCDを何枚も見つけて、懐かしくなって久しぶりにあの ”ハスキーボイス” を聴きたくなって・・・ということです。この人は、声の特徴もさることながら ”歌が上手い” と改めて認識しました。 つまり安心して聴いていられるという事です。 ただ、この人のことを語る時に代名詞のように言われてきたのが『ボヘミアン』とセットで語られてきたことです。彼女は何も『ボヘミアン』だけという訳では全くありません。 彼女はこの楽曲が大ヒットしたものだから、そのことが彼女のイメージを画一化させてしまうというマイナスに働いて仕舞い損をすることになったのかもしれません。 彼女が歌った『ボヘミアン』があれほどのヒットでなければ、あるいはその後にあれと同等のヒット曲が何曲か出ていれば、展開は変わって彼女の別の一面が出せたかもしれません。 そんな実力をわたしは彼女に感じていたものですから、もっと大きなアーティストになれたのではないかと残念に思っているのです。 惜しい歌手を失くしたものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.09.02 00:10:15
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