カテゴリ:スポーツ関連
わたしより幾つも年上に見えるこの小柄なおじさんとほぼ毎朝のように出会うことになっている。
早朝ウォーキング&ランニングの時の事である。 このおじさんは途中まで自転車で来て、それから自分で決めているコースを歩いているのです。 とても気さくな人で、すれ違うたびに声を掛けてくるし、そのすれ違う瞬間の数秒の間に「昨日はどこそこの病院に行ってきた」とか「もう膝がガクガクや!でも歩かんとなぁ~」なんて一言しゃべってくれる。 こちらも何か答えないといけないと思い「それは大変やな~」とか「無理せんと頑張りや!」なんて言って行き違っている。 そんなそのおじさんが先日、いつものようにすれ違う時に「おはよー、これあげるよ」と言って、わたしの手に何かを握らせてくれた。 もちろん何をくれたのかは全く分からない。というのは、まだ夜も明けやらぬいわば薄暗闇の中でのことである。何か個包装されている飴のようなものであることは持った感触で想像できた。 「ありがとう」と言ってポケットに入れて持ち帰ってきた。それがこのキャンディのようなもので、まだ食べてはいない。 このおじさんとは、もう何年も前からの顔見知りですから心易いのかもしれません。 もちろん名前なんかも何も知りません。ただ "話し好きそうなキャラ" で、他のウォーキングなどをやっているおばさんとかにもよく話しかけていて、なんだか人恋しいのだろうな~という人柄がにじみ出ている、いわば愛すべきおじさんなのです。 毎日のように同じコースを同じ時間帯で歩いたり走ったりしていると、自ずと同じ顔触れに出会うことになって、挨拶をしたりこのおじさんのように話しかけてもらったりという事もあるのです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.10.10 00:10:11
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