門外漢のねごとたわごとひとりごと

いつものウォーキング＆ランニングコースで良く出会うランナーがいる。
このランナーは二人でご夫婦のようなのです。そして不思議なことにこの二人並んでとか相前後して走っているわけではない。

奥さんの方が前を走っていて、そのあと遅れること100m近く空いて（離れて）ご主人と思しき男性が走ってくるのです。この男性の方とはすれ違いざまに挨拶だけはするようになっている。

しかしここ何回かすれ違っているのですが、それが奥様の方だけが一人で走っているのです。
この奥様の方とは挨拶すらしたことは無かったけれど、ある日のすれ違いざまに思い切って「ここのところ何回も一人で走ってるんですね！」と声掛けをしてみた。

するとこの女性、走りを中断して「ええそうなんです、ちょっと体調を崩しているんです」と言ってくれた。「ええっそうなんですか、お大事に！」とわたし。「ありがとうございます」と彼女。

とこれだけの事なんですけれど、彼女が走りを一瞬止めて応えてくれたのが少しばかり和んだ気がした。