カテゴリ:歴史関連
日本の世界遺産に登録された数は現段階で26件です。
それは最初(平成5年)に登録された『法隆寺関連仏教建造物』に始まり、今年(令和6年)に登録された『佐渡島の金山』に至る26件です(途中の24件は割愛)。 そしてその数総数の世界ランキングは、1位:イタリア・60件 2位:中国・59件 3位:ドイツ・54件 等々で、日本は惜しくもベストテン入りには届かず、11位・26件 という現在地です。 登録された日本の26件一覧してを眺めてみて、不思議に思ったことがひとつある。 それは当然入っていて不思議はないと思えるもので、それが登録されていないものがある。『伊勢神宮一帯の建造物』です。これが ”なぜか登録されていない不思議” があるのです。 この不思議は解消できるのか? 調べてみた。 答えはすぐに分かった! その答えは一言で… <<伊勢神宮が20年に一度『式年遷宮』を行っていることが、世界遺産保護の考え方とは決定的に相いれないということです。これが世界遺産で重視される「真正性」の観点からすると、まったく意味合いが異なるということです>> 加えて <<石の文化、木の文化、土の文化「世界遺産の対象となるのは不動産当初の部材や技術などオリジナリティーを最大限尊重しなければならない。そんな観点から、20年ごとに『式年遷宮』を繰り返している『伊勢神宮』は、その点において大きく外れている>> ということらしい。 その回答に納得はするけれど、世界遺産登録条件に何か別の概念は入れられないものか? そんな思いもあるけれど、一方で『伊勢神宮』は、他の世界遺産と同列に並べない方が良いということも強く感じてしまいます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024.10.18 00:10:16
コメント(0) | コメントを書く
[歴史関連] カテゴリの最新記事
|
|