He vuelto desde Barcelona

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• エトーのゴールに車

  ２１日、バルサのエトーはフォードとのあるプロジェクトを発表した。１７ゴール目をスタート地点にして、そこから１ゴールあげるごとに、フォードが車１台をエトーが母国・カメルーンの子供たちの支援のために設立した財団に寄付をする。期間は今年いっぱい。現在、エトーはリーガ、ＵＥＦＡチャンピオンズリーグで５ゴールをあげている。最初の車が手に入るまであと１３ゴール。そして今年はあと１８試合が残されている。いったい何台の車を子供たちのためにゲットできるだろうか。

  2006年09月22日

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• 鈴鹿消える

  鈴鹿サーキットが来季のＦ１開催を断念することになった。暫定カレンダーが出たときに鈴鹿の名はなかったが、もしかしたら日本で２開催かもと期待してただけに残念だ。中嶋悟氏やアイルトン・セナ氏のころから見てる私にとったら日本ＧＰ＝鈴鹿、日本のＦ１＝ホンダなので、日本ＧＰがトヨタ系の富士にいってしまうのは寂しい。もちろん富士も伝統あるコースだけど、富士も含めてここ数年新たに開催されるサーキットは、ヘルマン・ティルケ氏設計のものばかり。テクニカルで多くのＦ１ドライバーに「走りがいがある」と言わしめた鈴鹿が外れるのは、そういう意味でも物足りない。鈴鹿はまた再来年以降の開催を目指すようなので、頑張ってほしい。私は鈴鹿での日本ＧＰを見たことがなく、それが心残りだし。

  2006年09月20日

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• バルサ、３連勝

  １７日のリーガ第３節。バルサはアウェーでラシンと対戦した。１分、ラシンはキックオフからロングボールをゴール前の２メートルＦＷジキッチめがけ放り込む。バルサはいきなりピンチになり、マルケスとバルデスがぶつかり、バルデスは一時倒れる。５分にはＦＫからルベンのシュート。これはバルデスがセーブしポストへ。１１分にはクリスティアン・アルバレスがＦＫをポストに当てる。しかし、ここを耐えてからはバルサが反撃。１８分、エトーのロングシュート。キーパーの正面だったが、これをトニョが弾いてゴールネットに。バルサが先制した。６３分にはプジョールに代えオレゲール、６５分にはメッシに代えジュリが入る。８２分、ジュリがペナルティエリア内で見事な突破からシュート。これが決まり２－０。さらに８０分にエトーに代えグジョンセン。ロスタイム、ジュリのパスから１対１になったグジョンセンがＧＫトニョに倒され、バルサにＰＫ。これでトニョは退場。交代枠を使い切ったラシンはメロが急きょＧＫをこなすも、ロナウジーニョのＰＫを止められず、３－０。このまま試合終了で、バルサがリーガ３連勝となった。点差は最終的に開いたが、苦しい序盤を耐え、交代したジュリ、グジョンセンの活躍で呼び込んだ貴重な勝利だった。

  2006年09月18日

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• バルサ、プーマと合意

  １７日付のスペインのスポーツ紙、ＭＵＮＤＯ　ＤＥＰＯＲＴＩＶＯ（ムンド・デポルティーボ）によると、バルサは２００８年からプーマと新たに４年間のサプライヤー契約を結ぶとのこと。年間の契約料は２０００万ユーロ（約３０億円）と推測されている。バルサは現在のサプライヤーであるナイキとは、１９９８年から１０年間の契約を結んでいる。個人的にはプーマは大好きなので、どんなユニフォームになるかとても楽しみ。まだ先の話ではあるが。

  2006年09月17日

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  雷雨の中

  １２日、ＵＥＦＡチャンピオンズリーグが開幕。Ａ組のバルサはホームでレフスキー・ソフィアと対戦した。この試合から、バルサは国連児童基金（Ｕｎｉｃｅｆ）のロゴ入りユニフォームを着用。１３日から発売と報道されていたが、この日からカンプ・ノウ横のオフィシャルショップで発売。私が行った時にはホーム用のユニフォームは売り切れ状態だった。さらに、試合前には「バルサ・トゥーン」で告知。今季からオーロラビジョンに映る情報に大きな変化が。試合前に両チームのスタメンをまとめて２２人掲示。さらには他会場のスタメンも全て表示されるようになった。試合中はスコア以外にもボール支配率、シュート数など詳細なデータも随時掲示するようになった。これはひじょうにありがたい。そして、これは変わらないいつものオープニング。バルサは９日のオサスナ戦からメンバーを大幅に変更。ベレッチ、ジオ、モッタ、プジョール、イニエスタ、ジュリらが名を連ねた。試合は予想通り、一方的なバルサペース。７分、ロナウジーニョが左サイドを突破しセンタリング。エトーのポストプレーからイニエスタが豪快に蹴りこみ先制。３９分にはエトーのパスを受けたジュリが決め、前半を２－０で終えた。前半半ばから激しい雷雨。２年ぶりにずぶ濡れになりながら観戦。カンプ・ノウのピッチと１階席、諸施設は地面を掘り下げて造っているので地下にあるが、そこに水が流れ込み記者会見室が水浸しになったほどだった。後半も豪雨の中、バルサの勢いは変わらず。４９分、ロナウジーニョのＦＫ。ＧＫペトコフが弾いたところをプジョールがつめ３点目。５８分にはエトー、８９分にはロナウジーニョが見事な突破からゴールした。５－０でバルサは快勝。まずは順調な滑り出し。次節は２７日、アウェーでベルダー・ブレーメンと対戦する。

  2006年09月13日

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• Ｍ・シューマッハ引退

  １０日にフェラーリの地元、イタリアＧＰで勝ち、ドライバーズポイント首位のアロンソに２ポイント差に迫ったＭ・シューマッハが今季限りでの引退を表明した。ライコネンの来季フェラーリ入りの情報が流れていて、「ああ、やっぱり」という感じではあるが、ここ数戦鬼神のような走りを見せていただけに惜しい気もする。今季残り３戦。ここまで７度年間王者になっている去り行く皇帝と若きディフェンディング・チャンピオンの戦いから目が離せない。

  2006年09月10日

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  バルサ、連勝

  ９日のリーガ第２節。バルサはホームでオサスナと対戦した。今季、私にとって初のカンプ・ノウ。Lateral（ラテラル。バックスタンド）の２階に行くと、昨シーズンまで赤で通常の椅子だったのが、写真のように青と黄色の折りたたみ式の椅子に変わっていた。遠くから見ると青地に黄でMÉS QUE UN CLUB（バルサはクラブ以上の存在）と書かれているのがわかる。試合前には３０年以上の長きにわたり、チームのトレーナーとマッサージ師を務めたアンヘル・ムル氏の表彰が行われた。試合前のウォーミングアップで、プジョールの姿がどこにも見当たらずびっくり。ベンチには入っていたらしいが、選手登録に入っていなかったとのこと。CBはマルケスとテュラムが務めた。試合は１分、ロナウジーニョがデコとのコンビで左サイドを突破しセンタリング。これをエトーが決め、バルサがいきなり先制。２７分にはデコのロングパスを受けたエトーがループで２点目を決める。３６分にはGKリカルドにエトーがプレッシャーをかけパスミスを誘発。これをエトーが拾い、メッシが決め、前半で試合を決めた。エトーは点を取るだけではなく、本当に動き回って守備の労を惜しまない。こんなFWがいたら、本当にチームメイトは助かるだろう。テュラムは１対１に関しては全く危なげのない守備。まさに歴戦の勇者といった感じだ。試合は３－０でバルサが勝利。開幕連勝となった。気になったのは、観衆が６万３７２０人にとどまったこと。人気が高いとはいえないオサスナ戦なのに、カンプ・ノウ初戦ということでチケットの高いAランクに設定されたり、１２日にすぐまた試合があることも影響したのだろうが、初戦の入りにしては寂しいものだった。なお、この試合が胸にロゴのないユニフォームを着用する最後の試合となった。１２日のUEFAチャンピオンズリーグ、レフスキー・ソフィア戦からは国連児童基金（Unicef）のロゴの入ったユニフォームを着用する。

  2006年09月10日

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• バルサ、ついに胸に広告

  ７日、バルサはニューヨークにラポルタ会長が出向き、国連児童基金（Unicef）との協力合意を発表した。期間は５年間。バルサはこの間年間予算の０．７％（１５０万ユーロ。日本円で約２億２５００万円）を毎年Unicefに拠出。そして、ユニフォームの胸に黄色でUnicefのロゴが入る。親善試合以外で、バルサのユニフォームの胸に広告が入るのは初めてのことだ。１２日のUEFAチャンピオンズリーグのレフスキー・ソフィア戦から着用する。協力期間は５年だが、この広告については来季以降は交渉次第という。一般企業からなら年間２５億円はふんだくれる胸の部分をお金を払って提供。なんとももったいないが、他のクラブができないことでもあるし、それは誇らしいが、ひとつの伝統が消える寂しさも。なんとも複雑な気分だ。なお、このロゴ付きユニフォームは１３日に発売される。

  2006年09月08日

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• バルサ、３度目対戦で・・・

  ５日、カタルーニャ杯決勝がジローナで行われた。カードはバルサvsエスパニョール。スペイン・スーパー杯でも両チームは当たっており、今季もう３度目の対戦だ。多くの選手を代表にとられているバルサは、カンテラから多くの選手を呼び、さらにサビオラを起用した。試合開始早々、ＤＦの連携ミスでピンチとなったバルサ。いやな予感が走る。３９分、ベレッチがヘッドでクリアしたボールは、ゴール前にいたコロミーナスへ絶好のパスとなってしまう。これを決められ、エスパニョールが先制する。バルサはジュリが何度かあった決定機を決められず、０－１で敗戦。エスパニョールに３度目にして土をつけられた。

  2006年09月06日

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  チケット発売

  ４日、バルサはソシオ（会員）向けにリーガ、ＵＥＦＡチャンピオンズリーグ（ＣＬ）のグループリーグ全試合のチケットを発売した。１人各試合２枚まで購入可能だ。かなり朝早くtaquilla（タキージャ。前売券販売所）に行ったが、すでに数人並んでいた。まずはクラシコを購入。早く行ったかいはあり、前後並んだ席が取れる。ＣＬチェルシー戦は窓口の発売がなく、ネットかServiCaixa（セルビカイシャ。la Caixaという銀行が行うチケット販売サービス）のみの発売。クラシコ購入後、即近くのla CaixaのＡＴＭに走り、なんとか購入できた。この他に、リーガの３試合、１０試合、ＣＬ３試合のセット券もネットで発売。割引率が高いが、昨季と違い値段の高いＡランクのカードに購入制限があり、メリットが薄れたのは残念。

  2006年09月04日

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• スペイン、世界一

  ３日、日本で行われていたバスケットボールＷ杯の決勝がスペインとギリシャの間で行われた。スペインは大黒柱のガソルが負傷欠場するも、序盤からガルバホサの３ポイントがよく決まりギリシャを圧倒。７０－４７でスペインは勝利。さいたまスーパーアリーナにスペイン国家が流れた。ＭＶＰはガソル。選手たちは「日本」や「一番」と書かれた日の丸鉢巻を締めて喜んだが、結構逆になってたのには笑えた。また、記念にネットを切って持って帰るのには驚いた。とにかくおめでとうと言いたい。あとはフットボール代表も頑張ってほしいのだが。

  2006年09月04日

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• 移籍市場クローズ

  ８月３１日で欧州フットボールの移籍市場が閉まった。このギリギリの日に、Ｒ・マドリーとアーセナルの間でバチスタとレジェスのレンタルによる交換トレードが成立。以前からスペイン復帰を熱望していたレジェスはスペイン代表の合宿先で満面の笑みを見せた。コリンチャンスのテベスとマスチェラーノはそろってウェストハム入りし、周囲を驚かせた。去就が注目されたバルサのサビオラは、最後までラシンが獲得に意欲を見せたが残留。出場機会はほとんどないだろうが、茨の道を選んだ。サビオラは今季終了で契約が切れる上、年俸は４５０万ユーロ（約６億７５００万円）。バルサとしてはおそらく放出したかったであろう。来年１月に再び移籍市場も開くし、サビオラの今後はどうなるのか。

  2006年09月01日

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  今年もスカパラ

  昨年に引き続き、今年もスカパラのライブに。チケットは完売。これには驚いた。日本人に加え、多くの地元の人たちを引きつけていた。下が告知ポスター。味スタで歌っていた曲を多く聴くことができ、感慨にふける。「お～とこには～、自分の～、世界が～ある。例えるなら～、空をかける～、一筋～の流れ星～。東京ガ～ス！」「ナ～ナ～ナナナナ、石川ナ～オ～。ナナナナナナナナナ、ナオゴ～ル」と、思わず口ずさんでいた。年に１度、こうやって日本の思い出に浸るのは心地いい。また来年もぜひ。

  2006年08月31日

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• 放映権でドタバタ

  今季から、スペインではフットボールの放映権が大きく移動した。UEFAチャンピオンズリーグは昨季までの衛星放送DIGITAL+（ディヒタル・プリュス）に加え、TVE（テベ、スペイン国営放送）に代わり民放のAntena３（アンテナ・トレス）が放送。Antena３が各節１試合、その他はDIGITAL+が生中継する。リーガは各節土曜２２時からの放送枠がカタルーニャのTV３（テーベー・トレス）などの地方局に加え、ドイツＷ杯を中継した新興局のlaSexta（ラ・セクスタ）にも割り当てられた。日曜２１時からはDIGITAL+のチャンネルであるCANAL+（カナル・プリュス）。残り８試合はDIGITAL+などでのPPVに、国王杯は決勝が民放のTelecinco（テレシンコ）で、残りのほとんどがPPVになる・・・はずだった。ところがセビージャのリーガと国王杯の試合は、全くテレビ放送されないこととなった。ホームもアウェーも関係なくだ。この話を聞いたとき、「冗談だろ」と思ったが、本当だった。実際、２９日の対レバンテ戦は放送がなかった。どうやら値段が折り合わなかったらしいが、クラブの重要な収入源であるはずの放映権料をまるまる捨てるのは腑に落ちない。なにより、サポーター不在だ。アンダルシアの人々は他州の都会に移住する人が多く、テレビでしか見られないサポーターは多いし、対戦相手のサポーターにとってもとんだ迷惑だ。価格のつり上げを狙ってるのだとは思うが、なんとか解決してほしい。日本では第１節の放送がなかったらしいし、本当にドタバタしている。

  2006年08月30日

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• グジョンセン、大仕事

  ２８日のリーガ第１節、バルサはアウェーでセルタと対戦。セルタのホーム、バライードスのピッチは開幕前キノコが大量発生し、試合開催が危ぶまれたが、必死の張替えが功を奏し、無事この日をすばらしいピッチコンディションで迎えた。バルサはロナウジーニョが負傷欠場。３トップはジュリ、メッシ、エトー。サビオラはベンチ外で、ベンチにはグジョンセンが入った。また、新加入選手でスタメンはザンブロッタのみで、テュラムもベンチだった。序盤からバルサはセルタのゴール前の堅い守備と、カウンターに苦しむ。４２分、セルタは相手ゴール前のスローインからパスをつなぎ、イリネイがシュート。バルデスが弾いたところをバイアーノがつめ先制。バルサは欧州スーパー杯に続き、前半終了間際に失点を許した。しかし、後半はボールポゼッションは落ちるもバルサがリズムをつかむ。５５分、エトーがメッシとのワンツーで見事なゴール前の飛び出しを見せ同点弾。６０分にはイニエスタのパスを受けたメッシが体を反転し、逆転弾を叩き込む。６４分、セルタは右からのＦＫでグスタボ・ロペスが飛び込み２－２の同点に。しかし８６分、イリネイが２枚目のイエローカードで退場。セルタは１０人となる。そして８７分、途中出場のグジョンセンがデコのセンタリングを胸トラップ。ＤＦに当たり高く上がったボールをボレーシュートを叩き込み、バルサが再びリード。試合はこのまま３－２でバルサが勝利。グジョンセンはスーパーゴールで、鮮烈なリーガデビューを飾った。リスタートから２失点と、またも前半終了間際に失点したことには不安が残るが、見事に２度リードを奪い勝利。本当に面白い試合だった。この試合、昨季のレギュラーだったチャビ、オレゲールはベンチ入りしたが出番なし。サブだったシウビーニョ、ベレッチはベンチ外。選手層がまた厚くなったバルサ。今後の選手起用が注目される。

  2006年08月29日

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• ファンボメル、バイエルンへ

  バルサのファンボメルは、バイエルン・ミュンヘンへ３年契約、移籍金６００万ユーロ（約９億円）で移籍することでほぼ合意に達した。ファンボメルは「バルサは世界一のクラブだし、カンプ・ノウのサポーターの前でプレーするのは、選手として最高の喜びだ。だから去るのは悲しい。しかし、今季は競争が激しいし、すでに出番がなくなってきている。家族と相談して決めた」と、コメントしている。ファンボメルは昨季の開幕前にＰＳＶからフリー・トランスファーでバルサに加入。豊富な運動量で中盤の重要なオプションとして活躍した。１シーズンでの移籍でとても寂しいが、新天地でも頑張ってほしいし、ＵＥＦＡチャンピオンズリーグでまたカンプ・ノウに戻ってきてほしい。

  2006年08月27日

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• バルサ、６冠消えた

  ２５日、モナコで欧州スーパー杯が行われ、昨季のＵＥＦＡチャンピオンズリーグ覇者のバルサはＵＥＦＡ杯覇者のセビージャと対戦した。テュラムとザンブロッタを温存したバルサ。前半からセビージャの激しいプレスに苦しむ。７分、ルイス・ファビアーノのシュートをバルデスが弾くも、レナトがつめ、セビージャが先制。この後、セビージャの守備は堅くなるばかり。４４分にはＣＫのクリアボールをヘスス・ナバスにつながれ、カヌーテが前に出ていたバルデスをふんわり超えるヘッドで大きな２点目をあげた。８９分にはプジョールがプエルタを倒し、セビージャにＰＫ。これをマレスカが決め、セビージャが３－０で勝利。バルサの６冠は早くも消えた。バルサは２８日、リーガ開幕戦をアウェーでセルタと戦う。

  2006年08月26日

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• またかよ

  ２４日、ＵＥＦＡチャンピオンズリーグのグループリーグ組み合わせ抽選会が行われた。スペインでは今季から放映権を取ったＡｎｔｅｎａ３（アンテナ・トレス）が、ゲストに元バルサのストイチコフ氏、元Ｒ・マドリーのスーケル氏をゲストに招き、モナコから中継。結果は以下の通り。・グループＡＦＣバルセロナチェルシーベルダー・ブレーメンレフスキー・ソフィア・グループＢインテルバイエルン・ミュンヘンスポルティング・リスボンスパルタク・モスクワ・グループＣリバプールＰＳＶボルドーガラタサライ・グループＤバレンシア ローマ オリンピアコス シャフタール･ドネツク ・グループＥ レアル･マドリーオリンピック･リヨン ステアウア･ブカレスト ディナモ･キエフ ・グループＦ マンチェスター･ユナイテッド セルティック ベンフィカＦＣコペンハーゲン ・グループＧ アーセナル ポルトＣＳＫＡモスクワ ハンブルガーＳＶ ・グループＨ ＡＣミラン リール ＡＥＫアテネ アンデルレヒト バルサはなんとチェルシーと同組。３季連続での対戦が早くも確定した。チェルシーのいた第２グループはバルサのプジョールが抽選をしたが、本人もびっくりだろう。チェルシーのモウリーニョ監督は「チェルシーがシードされないのはおかしい」と文句を言っていたが、彼の不安が見事なまでに的中した。おまけに昨季もバルサと同組で、第３グループの強豪、Ｗ・ブレーメンまでＡ組に。本当に死の組になった。圧倒的な戦力を持つバルサとチェルシーへの陰謀じゃないかと勘ぐってしまう。この抽選後、バルサＴＶでは昨季のチェルシー戦、Ｗ・ブレーメン戦が再放送されている。また、昨季の表彰も行われた。結果は以下の通り。最優秀ＧＫ：レーマン（アーセナル）最優秀ＤＦ：プジョール（バルサ）最優秀ＭＦ：デコ（バルサ）最優秀ＦＷ：エトー（バルサ）ＭＶＰ：ロナウジーニョ（バルサ）

  2006年08月25日

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  帰還とバルサ

  ２２日、バルセロナへ帰る日。まずは国内線で成田へ。成田行き専用のカウンターがあって、ここで国際線のチェックインと荷物の積み替えの手続も完了。時間があったので、展望デッキでぼんやり。成田には２０分遅れで到着。パリ行きの便まで１時間しかなかったが、チェックインがすんでいたので、何事もなく乗り継ぎ。パリに着き、涼しさを感じる。そして、無事預けた荷物と共にバルセロナに到着した。私の不在中に、会長選挙をやれと裁判所から命令され、実施しようとしたけどラポルタ会長しか立候補に必要なソシオ（会員）の署名を集められなかったり、グジョンセンだけでなくユベントス降格のおかげでテュラムとザンブロッタを補強できたり、エスパニョールを破ってスーペルコパを獲ったり、エトーがその第２戦で途中交代されキレて帰宅したりと、いろいろあったバルサ。２２日夜は毎年恒例のプレシーズンマッチ、ジョアン・ガンペール杯。観に行きたかったが、家に着いたのが遅く、残念ながらバルサＴＶで観戦。今年の相手は昨季のブンデスリーガ覇者のバイエルン・ミュンヘン。バルサは２９分、ロナウジーニョのＦＫで先制。３２分、４０分にはその帰宅問題が解決したばかりのエトーがゴールした。後半はがらっとメンバーチェンジ。５１分、レンタル先のセビージャから帰還も、出番がおそらくないと予想され、まだ移籍先を探しているとされるサビオラがジュリがラインをわる直前に上げたセンタリングを決めた。結局、バルサが４－０で圧勝。昨季からの勢いを持続しているなと感じさせた。右サイドバックに入ったザンブロッタの攻撃力は、相手の脅威になるだろう。そして、気になったサビオラ。「サイドで使えない」と、ライカールト監督に烙印を押され、出番はなかなか見込めない状態。この日はエトーと交代してセンターＦＷとして入り、いい動きをみせた。ただ、エトーが休みたがらないし、やはりバルサでは厳しいだろう。移籍期限が迫ってるだけに、今後が注目される。バルサは２５日にモナコでセビージャと欧州スーパー杯を、そして２８日にリーガ開幕戦をアウェーでセルタと戦う。

  2006年08月23日

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• 再びバルセロナへ

  約１月半の帰国を終え、２２日に再びバルセロナへ戻る。今回の帰国期間はまさに彼女に始まり、彼女で終わった。つらいことがたくさんあったけど、ついてきてくれたことに本当に感謝。私のいない間に、バルサは早くも昨季の国王杯覇者エスパニョールを破りスーペルコパ獲得。２２日には毎年恒例のジョアン・ガンペール杯。今週末にリーガ開幕。今季も本当にに楽しみだ。そして、彼女との約束を果たすためにも、有意義な生活にしたい。

  2006年08月21日

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• ご報告

  婚約しました。

  2006年08月21日

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• ＦＣ東京、監督交代

  ＦＣ東京がガーロ監督を解任。ガーロ監督就任後の試合を見る機会はほとんどなかったが、１２位という成績、１２日の浦和戦で０－４で完敗。さらにチーム内に動揺が見られ、サポーターの支持も失ってる今、手を打つしかなかったのだろうと推測はできる。原前監督の後、更なる飛躍をチームは狙ってガーロ監督を呼んだのだろうが、見事にあては外れてしまった。後任はＵ－１８の倉又監督。東京ガス時代から１１年間に渡り大熊、原の両監督の下でヘッドコーチを務め、チームをよく知っているという安心感はある。それでも、中位以下に低迷した状態でのバトンタッチは悲しい。１９９９年のクラブ発足後、監督のシーズン途中での交代は初。この危機を乗り越え、強く、面白いフットボールをみせるチームになってほしい。

  2006年08月15日

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  久々の国立

  ９日、国立競技場で日本vsトリニダード・トバゴを観戦。国立を訪れたのは３年ぶり。メインスタンドは椅子が折りたたみに。バックスタンドも写真のように椅子が改良され、通路の幅が広がっていた。日韓Ｗ杯で多くのスタジアムができたが、代表戦がここでおこなわれると感慨深い。試合は後半はどうもいまひとつ。選手を多く代えたが、「考えて走るサッカー」の体現は遠そう。川淵会長辞任要求運動の方がはるかに熱さを感じた。試合前は、千駄ヶ谷門側のゴール裏に横断幕。試合後はデモ。参加者を１５０人と伝えたマスコミがあったが、もっといたはずだ。Ｗ杯での惨敗、無反省、その後の混乱、強引な引き抜き、おまけに会社を作り、ＪＦＡの職員やハイヤーを自分の副業のために使っているという報道までなされる現状では、このくらいの抗議行動を起こされてもしかたがないだろう。これだけの怒りを一人の人間がまき起こすのは、ある意味すごいこと。中から変わらないから、外から声をあげないといけないのは悲しいことだ。

  2006年08月11日

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• おめでとう。ホンダ

  ６日のＦ１ハンガリーＧＰはアロンソがリタイア。Ｍ・シューマッハが８位に終わる大波乱。そんな中、ホンダのバトンが１１３戦目で初優勝。そして、第３期ホンダにも初優勝をもたらした。ホンダの優勝はマクラーレン・ホンダの１９９２年以来１４年ぶり。単独チームとしては１９６７年以来３９年ぶりだ。今季開幕前にＢＡＲの株式を買い取り、単独チームとして参戦も不調。シーズン途中で中本修平氏をシニア・テクニカル・ディレクターにすえるなどチーム体制を変えるゴタゴタもあった。そういった逆風を乗り越え、久々の優勝。マクラーレン・ホンダの全盛時にＦ１を見始めた私にとって、表彰台で流れる君が代はとても感慨深いものだった。そして、本田宗一郎氏とアイルトン・セナのことが頭に浮かんだ。

  2006年08月08日

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  楽しい日々

  しばらく更新をサボってたけど、九州の続き。ビーチ沿いのレストランからの美しい夕焼け。手軽に行けるビーチが多く、思いっきり泳ぎ、思いっきり日焼けする。直方の花火。「お仏壇のはせがわ」提供のものが一番豪華だったかも。行く途中、地名の漢字を間違って読み、恥をかく。「一蘭」のラーメン。一席一席仕切りがあるこぎれいな店舗、重箱に入ったラーメンにびっくり。観光客が多いとのことだが、うまい！福岡ヤフードーム。東北育ちの私のイーグルス初体験は、思いっきり敵地。試合前、「あぶさん」の水島新司先生による始球式。打席にあぶさんホークス入団時の監督であるイーグルス・野村監督。レボリューションイエローの風船。１５年ぶりに「八木山ベニーランド」の歌を聴き感傷に浸るも、試合は８－４でホークス圧勝。イーグルス、もっと頑張れ。試合後はホークス勝利を祝う花火。そして、屋根が開き驚く。九州をこんなにじっくり回ったのは初めてだったが、大切な人が気をつかって、いろいろしてくれたおかげで、本当に楽しめたし、快適だった。¡Muchas gracias por todos!Era muy buen tiempo.Hasta pronto.

  2006年08月06日

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  九州探索

  大切な人に連れられ、九州各地を探索中。太宰府天満宮。しっとりと雨がよく似合う。ハングルで書かれた絵馬が多く、驚く。鳥栖スタジアム。イングランド下部リーグのスタジアムっぽい。イカの活きづくり。まだ目や足が動いている。イカを食べるスペイン人もびっくりだろう。志摩の海。ここのカフェでランチ。アジア最大の観覧車からの福岡市の眺め。博多の森球技場。スタンドとピッチが近い。

  2006年07月27日

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  帰国中

  ６日から日本に帰国中。１２日まで関西。その後東京に来た。東京は結局滞在中晴れた日がなかった。どんより、蒸し暑い日ばかり。かつて住んでいた町なのに建物が大きく見え、以前はありえなかったのに電車の乗り換えを間違ったり、道に迷ったりした。関西では大切な人とまわった京都に、すごく落ち着きを感じた。私にとって心のふるさとのような町。外国人観光客も多く、バルセロナを少し思い出す。「わび、さび」を感じさせる日本庭園を見て感動。東京でカタルーニャ名産の発泡性ワインcava（カバ）の大手、Freixenet（フレシネ）のポスターを見て驚く。２２日からはいろんな思いを込め、また違う地へ。

  2006年07月21日

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• 帰国

  ドイツの思い出を書き終えたところで、５日から８月２２日まで帰国します。大切な人に会える。これが一番。そして、１年半ぶりに東京に行くのも楽しみ。東京には今月１２日から２２日までいるけど、FC東京の試合は味スタでないようで残念。もっとも、また行くかもしれないけど。では、おそらく、しばらくの間ご無沙汰します。

  2006年07月05日

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  ハンブルクへ

  ６月２９日、ビーレフェルトからハンブルクへ向かう。一度ハノファーで降りて乗換えが必要だったが、ハノーファーに電車が遅れて到着したため間にあわず。切符売場へ行き、次のハンブルク行きの座席指定をしてもらう。どうやら、よくあることらしい。予定より５０分ほど遅れて、ハンブルクに到着。ホテルにチェックイン後、トルコ人の店でケバブを食べ、市内観光に。エルベ川と運河、アルスター湖と、水のある風景が本当に美しい港町だ。下の写真は運河のほとりにある市庁舎。やたら目立つ、聖ニコライ教会廃墟。ボロボロの姿だが、すごく高い。夜は運河のほとりのレストランで、ハンブルク名物のカレイのフライのベーコンソースがけを食べる。３０日、この日バルセロナへ戻る友人を中央駅へ見送った後、アルスター湖の遊覧船に乗る。私は船が好きで、美しい風景を楽しむ。夜はイタリアvsウクライナ観戦のためAOLアレナへ。このスタジアムはUバーンの駅から遠く、シャトルバスが出ていたのだが、それに乗る前にドイツvsアルゼンチンのPK戦を駅前のケバブ屋で少し観戦。ドイツが勝った瞬間、ドイツ人たちが喜びを爆発させ、みんなすぐバスに乗り込む。さて、入場の際身分証明書を見せる必要などまずないと聞いていたし、ハノーファーではされなかったが、ここでされた！念のためパスポートを持ってきていて助かったが、私はそんなに怪しい人間に見えたのだろうか？私の周りの人は誰もされていなかったが・・・。これから観戦に行かれる方、一応やっているということを頭に入れておいてください。下の写真は、イタリアvsウクライナにもかかわらず「ドイッチュラント！」と叫び盛り上がるドイツの皆さん。ドイツ人が他国の試合でもドイツのサポーターと一目でわかる格好で来ること、こうやって試合そっちのけで盛り上がるのにはびっくりした。試合はイタリアが５分にザンブロッタのミドルで先制。５９分と６８分にはここまで調子の上がらなかったトニが決め、３－０でイタリアが勝利。イタリアが手堅い試合運びをみせ、ウクライナのチャンスはことごとくブッフォンが止めた。試合後、Uバーンで知り合った日本人男性と駅のバーでビールを飲み、ホテルへ戻る。翌日、街の外れにある潜水艦を見学。この潜水艦はドイツ軍のUボートではなく、旧ソ連軍のもので、原子力ではない最大の潜水艦だったとの事。確かに長いが、中はものすごく狭い。とても快適な船旅（？）とはいかなかっただろう。この後、飛行機でバルセロナへ帰還。ドイツは肌寒かったが、バルセロナは暑い。同じ欧州と思えないほどの気温差には驚いた。この旅行期間中、本当にビールをよく飲み、ソーセージをよく食べた。いたるところにソーセージの屋台があり、ビールが飲めるので。ソーセージでは焼きソーセージにカレー粉とケチャップをかけたカリーブリュスト、ビールはハンブルクのビールで炭酸が控えめでコクのあるHOLSTEN（ホルステン）が気にいった。緑の美しさも印象的だった。今度はぜひ南部や東部の町にも行ってみたい。

  2006年07月05日

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  ハノーファーとビーレフェルト

  ６月２８日、まず起きてハノーファーを観光することにする。バスに乗るが、みんながずっとしゃべるスペインと違い、車内はすごく静か。中央駅で荷物を預け、この日と翌日の切符を買った後、まずハレンハウゼン王宮庭園へ。１７世紀に造られたらしいが、やたらとでかいのと、幾何学的な模様に剪定された木々に驚く。あとは印象的だったのは市庁舎。斜めに登る珍しいエレベーターを降りると、展望台があり、ハノーファーの街を一望できる。このすぐ裏にAWDアレナがある。この後、列車で１時間半かけてビーレフェルトに移動。緑豊かな、ドイツの地方都市。スペインは緑が少ないので、すごく落ち着く。下の写真が、ビーレフェルト中央駅。Uバーン（地下鉄）に乗り、ビーレフェルト大学駅につくと、友人の従姉妹と、大学で電子工学を研究するご主人がお出迎え。このご夫婦のお宅にお世話になった。美味しい手料理と、数多くのビールのもてなしを受ける。ドイツには地方によっていろいろなビールがあり、そして美味しい。かなり飲み、どれがその中でも特に美味しいか忘れてしまった。スペインとドイツの日常生活を中心とした話も弾み、とても楽しいひと時をすごさせていただいた。

  2006年07月05日

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  スペインｖｓフランス

  少し日が経ったけど、ドイツであったことをアップ。６月２７日、友人と共にバルセロナから飛行機でハンブルクに移動。その後、すぐにハンブルク空港から中央駅に移動し、スペインvsフランスの行われるハノーファー行きのICE（都市間超特急）の切符を買い、乗り込む。しかし、座席指定ができなかったため、１時間２０分ほどデッキで立つはめとなる。疲れてきたころ、ハノファーに到着。駅前には既に両チームのサポーターがいっぱい。とりあえず、ホテルに移動し、まずはガーナvsブラジルをテレビ観戦。その後、会場のAWDアレナへ移動。道がわからず迷っていると、道行くドイツ人が親切に教えてくれる。これには驚いたし、非常に助かった。また、試合日はチケットを持っていれば市内交通が無料。大いに利用させてもらった。スタジアムでは意外にも国内で代表の人気がいまいちのスペインのサポーターの姿が目立つ。７：３でスペイン優勢というところだった。フランスのサポーターは大きなユニフォームを用意。スペインは１次リーグと違い、セナに代えセスク、ルイス・ガルシアに代えラウールが先発。これまですばらしい動きをみせていた中盤が、ビエラ、マケレレのフランスの両ボランチに抑えられる。トゥラム、ギャラスの両CB、ボランチ、ジダンとフランスはセンターラインがしっかりし、さらに右サイドのリベリーがいい。スペインは２８分にビージャのPKで先制したが、フランスは４１分にリベリーの同点弾。８３分にはFKからビエラのヘッドで逆転し、ロスタイムにカウンターからジダンのゴールでダメ押し。３－１でフランスが勝利した。写真はフランスの３点目の直後。私の隣にはムルシアから来たスペイン人が座っていたが、フランスの３点目が入ってすぐ帰ってしまった。１次リーグ、スペインの中盤はすばらしかったが、ビエラとマケレレに完全にやられた。ベテランなのにあの運動量、そして守備能力はすごい。そして、ジダンは輝いていた。試合後、友人と会場近くで飲んでいると、なぜかグアテマラ人に話しかけられる。さらに、ホテルの近くではフランス国旗を持った人にスペイン語で話しかけられる。てっきりフランス人とおもってたら、なんとドイツ人。フランスに５年住んでたとか。フランスとドイツは不倶戴天の敵だと思ってたので、こんなドイツ人がいたのには驚いた。

  2006年07月05日

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• 帰還

  １日、バルセロナに帰還。バルセロナとドイツの気温差に驚く。また、ドイツであったことは後でアップ。それにしてもブラジルまで敗れ、ベスト４は全て欧州勢。欧州の大会で南米が勝てないジンクスは健在。あのブラジルとロナウジーニョが何もできずに終わるとは。

  2006年07月02日

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• ドイツへ

  ２７日のＷ杯スペインvsフランス、３０日のイタリアvsウクライナを観戦のため、ドイツへ行ってきます。２６日、スペイン人とフランス人の友人と食事。寿司をつまみながら、翌日の話に花を咲かせた。スペイン人の友人はあまりフットボールに興味はないのだが、このふたりは一緒に住んでおり、両国が対戦する偶然には驚いていた。

  2006年06月27日

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• 弱者の戦い方

  ２２日のＷ杯Ｆ組の日本vsブラジルは、１－４で日本の惨敗。日本は勝ち点１にとどまり、１次リーグ敗退となった。はっきり言って９０キロにも太ったロナウドの調整試合でしかなかった。ベンチの前で寝転がってつまらなさそうに試合を見るロベルト・カルロスの姿をみて、すごい屈辱感を感じた。日本は確かに個人技もないし、弱い。だからこそ「弱者の戦い方」、具体的に言えばしっかりプレスを前からかけ、奪って速攻を仕掛けるということをしてほしかった。もっと簡単に言えば、走る労を惜しまないフットボール。４年前はこれを徹底していたが、今回はDFラインが引くだけ引いて、誰もボールにプレッシャーをかけないシーンがやたら目についたし、攻撃の形ができたのは加地、三都主の両サイドバックが攻撃参加したときくらいだった。これは監督の無策はもちろんだし、選手の自主性とやらに任せても、誰も直そうとしなかった。４年前のチームは、歯車がかみ合った機械。今回のチームは残念ながら烏合の衆だったと思う。前回は歯車が狂うと打つ手がないと言われたが、今回はチームとして全くまとまりがなかった。私は日本のフットボールはこんなものではないし、もっとやれると思っている。悔しいがこの結果をしっかり受け入れ、正しい方向に導いてくれる監督に来てもらいたい。しっかりした戦術、哲学を持っているだけではなく、協会やメディアにおかしいことはおかしいとしっかり言える人がいい。残念ながら、日本は環境面が一番の問題。協会のイエスマンはいらない。もっと言ってしまえば、４年間をむだにした現会長も当然退くべきだと思う。豪州戦でのジーコ監督の采配に激怒した土田晃之さん、クロアチア戦後に喜んだ心無い日本人女性に苦言を呈した粕谷秀樹さん、生番組にもかかわらず、ブラジル戦後に泣いた中西哲生さんの話を聞いた。日本のマスコミの中にも、こういう厳しくも、愛情と情熱を持って見つめた人たちがいたんだなと、少し安心した。私たちの胸に響く試合を、４年後は見たい。

  2006年06月23日

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• バルサ、新ユニフォーム

  ２１日、ドイツ・フランクフルトでバルサの２００６－０７用ユニフォームが発表された。１stはこれまでの縦じまと違い、大胆にモデルチェンジ。青とえんじの２色分けとなった。また、パンツは青に戻り、首にバルサの精神であるmés que un club（バルサはクラブ以上の存在）の言葉が、左袖にカタルーニャ州旗が入った。２ndは、オレンジに。１９９１－９２にチャンピオンズカップを制した時のものと同じ色になった。パンツ、ソックスも同様だ。１stは１００周年記念のものに少し似ているが、これに比べると、ちょっとしまりがないかも。今季の蛍光イエローの２nd同様、どうも慣れるまで時間がかかりそうだ。

  2006年06月22日

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• スペイン連勝

  １９日のシュツットガルトでのＷ杯Ｈ組スペインvsチュニジア。チュニジアが７分にムナリのシュートをカシージャスが弾くも、ムナリがもう一度詰め、押し込み先制。その後、３ボランチで守備を固めるチュニジアを攻めあぐんだ。予想もしないところでコロッと負ける「スペイン病」がまた出るのかと思った。後半開始時、スペインのアラゴネス監督はセナに代えセスク、ルイス・ガルシアに代えラウールを投入。これがずばりと当たる。７１分、セスクのシュートをGKが弾き、そこにラウールが詰め、スペインが追いつく。７７分にはセスクのパスを今度はフェルナンド・トーレスが決め逆転。ロスタイムにはフェルナンド・トーレスに対するファウルで得たPKをフェルナンド・トーレス本人が決めた。３－１でスペインが勝利。ウクライナ戦に続き連勝となった。ウクライナはサウジアラビアに４－０で勝利。これでスペインは勝ち点６、得失点差６。２位のウクライナは勝ち点３、得失点差０だし、２３日のスペインの次戦の相手がサウジアラビアであることを考えると、スペインのグループ１位は事実上決定したと言える。本当に、今大会のスペインは選手層が厚いし、起用も当たっている。この試合、２点に絡んだセスクはお見事。末恐ろしい１９歳だ。さらに、代表戦で力を発揮できなかったフェルナンド・トーレスも２戦連続弾。才能開花の時が来た。

  2006年06月20日

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• Japoneses inocentes

  ０－０に終わった、１８日のＷ杯Ｆ組の日本vsクロアチア。試合後は怒りしかわいてこなかった。復帰の加地さんは負傷明けと思えないキレで、５１分には右サイドを突破しセンタリング。柳沢はがら空きのゴールにインサイドで押し込めばいいだけだったのに、わざわざGKの股間を抜いて外すとんでもない芸当をやってくれ、全てをだいなしにしてくれた。この試合、加地さん以外に戦えていたのは川口、三都主、中田英くらい。それに、大黒が８９分にペナルティエリア内で相手につかまれた時、なぜ抗議に行かないのか。豪州戦の駒野の時といい、全く理解できない。おまけに、試合終了直後、喜ぶ日本人女性が大映しになって、怒りが倍増した。この人は日本の決勝トーナメント進出の可能性が極めて小さくなったことすらわからなかったのだろうか？なぜこんな試合を見せられて喜べるのかもわからない。日本の勝利にかける執念のようなものが全く伝わってこない。スペインのマスコミも、それを感じているようだった。Ｗ杯中継をやっているＣＡＮＡＬ＋のダイジェスト番組、ＭＵＮＤＩＡＬ＋（ムンディアル・プリュス）では、日本の特集を組んだ。先程述べた駒野と大黒が倒されたシーンで誰も抗議にいかなかったこと、痛恨の引き分けにもかかわらず喜ぶ日本人女性の映像などが流され、japoneses inocentes（無邪気な日本人）と解説陣に失笑されていた。とても悔しかったが、その通りで、返す言葉もなかった。勝利への執念が感じられないチーム、何も状況がわからないうえ、こんな試合を見せられても喜ぶサポーター。恥ずかしく、泣きたくなった。これだけで終わらず、さらに川淵キャプテンのこの発言。よくこの結果、この内容で「合格点」なんて言えるなとあきれた。勝つしかない試合で、勝つチャンスがあった試合なのに。しかも、可能性があるとはいえ、日本の１次リーグ突破の条件はブラジルに２点差以上で勝ち、豪州が勝たないという他力本願。「首の皮」というが、極めて厳しい。トップがこれだったら勝つ気がないと言われてもしかたがないだろう。この人は次のブラジル戦、こんな内容、結果でもこんな馬鹿げたことを言うのだろうか？ブラジル戦、日本の誇りを見せる試合をしてほしい。

  2006年06月19日

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• メッシとテベス

  １６日のＷ杯Ｃ組のアルゼンチンvsセルビア・モンテネグロは６－０でアルゼンチンが圧勝。リケルメを中心に、アルゼンチンが圧倒的な攻撃力を見せた。３１分に、すばらしいパス回しで、最後はクレスポのヒールパスをカンビアッソが叩き込んだ２点目が、すごく美しかった。そして、Ｗ杯デビューのメッシとテベス。３月９日のUEFAチャンピオンズリーグチェルシー戦以来の公式戦となったメッシは、７５分に登場。いきなり３分後にクレスポのゴールをアシスト。８８分にはテベスのパスを受け、１８歳３５７日というアルゼンチン代表のＷ杯史上最年少ゴールを記録した。テベスは５９分に登場。８４分、相手ＤＦをジャンプでかわし突破し、Ｗ杯初ゴール。さらには前述のメッシのゴールをアシストした。スペインで映像があまり流れないブラジルのコリンチャンス所属。そのためボカ・ジュニアーズにいた２００３年のトヨタ杯以来、プレーを見る機会がなかったのだが、その時よりさらに進化していた。メッシとテベス、このふたりがサブとは信じられない。アルゼンチンのすごさを感じずにいられない。２得点のマキシ・ロドリゲス、そして、ただのサポーターと化していたマラドーナも忘れてはいけない、この日の主役だった。

  2006年06月17日

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• iBuen trabajo chicos!

  １４日のＷ杯、ライプチヒでのH組スペインvsウクライナ。私は自宅のテレビでチャンネルをcuatroに合わせて観戦。CANAL+でおなじみの実況アナのカルロス・マルティネス、解説者で海外フットボールのエキスパート、フリオ・マルドナードに加え、ゲスト解説者はあのディエゴ・マラドーナだった。スタンドにはスペインのフェリペ皇太子とレティシア妃の姿もあった。スペインのスタメンはカシージャス、セルヒオ・ラモス、パブロ、プジョール、ペルニーア、シャビ・アロンソ、セナ、チャビ、ルイス・ガルシア、ビージャ、フェルナンド・トーレスの４－４－２。ラウールは先日の親善試合エジプト戦でゴールを決めたものの、練習でも調子が上がらずサブとなった。試合は序盤からスペインが圧倒。１３分、CKからシャビ・アロンソがヘッドで先制。１７分にはペナルティエリア近くでセカンドボールを拾ったペルニーアが倒されて得たFKを、ビージャが直接叩き込む。後半もスペインの勢いは止まらない。４８分、ワシュチュクがペナルティエリアでフェルナンド・トーレスをつかんで倒して得たPKを、ビージャが決め３点目。ワシュチュクは退場となる。圧巻は８１分、前に出てボールを奪ったプジョールがそのままオーバーラップ。「カタロニアン・ルーレット」で相手をかわし、ボールを味方に預け、さらに前進し、セスクからのパスを受ける。そしてプジョールのパスをフェルナンド・トーレスが決め、これで４－０。試合はこのまま終了した。スペインの中盤の支配力は恐ろしい。この試合のスペインのボール支配率は実に６０％。アルベルダがスタメンから外れ、守備に不安を感じていたが、問題は全くなかった。代表ではこれまでいまいちだったフェルナンド・トーレス、ビージャのツートップもやってくれた。４点取った攻撃はもちろんだが、守備も完ぺき。ラインを高く上げ、コンパクトに保ってスペースを消し、ボールを持った相手に絶えずプレスをかける。マラドーナは「ウクライナの攻めはシェフチェンコにボールを渡すのみ」と言っていたが、ほとんどシェフチェンコへのパスを出させなかった。基本的なことだが、スペインはそれをさぼらなかった。さらにウクライナのオフサイドは８。これではウクライナは打つ手なしだった。スペインの２点目、４点目はそれぞれペルニーア、プジョールの積極的守備から生まれた。好守が攻撃にもリズムを与えた。ラインを高く上げ、プレスをかける。４年前の日本もできていたと思うが・・・。７７分から出場のセスクは、１９歳４１日という、スペイン代表最年少Ｗ杯出場の記録を作った。最高の船出をきったスペイン。次は１９日にサウジアラビアと対戦する。テレビでは、マドリーの通りから試合中車が少なくなったところや、バルに集まったりコロン広場のパブリック・ビューイングで観戦し盛り上がる人々の映像が流された。一方のバルセロナ。この日の午前中、町の中心部に行くと、スペイン代表を応援する空気は全く感じず。試合中も試合後も街は静かなままだった。

  2006年06月15日

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• Ni Oliver,Ni Benji

  １２日のＷ杯、日本vs豪州。自宅でＣＡＮＡＬ＋で観戦。経過はもはや周知の事実なので省略するが、今大会最低の試合内容。おまけに日本のあの負け方で、腹立たしくて仕方ない。あの暑さの中、負傷した坪井を茂庭に代える以外、７９分まで動かず、動けるＦＷを入れて前線からプレッシャーをかけるべきなのに不可解な交代をしたジーコ監督が最大の敗因なのは明らか。長身のケネディを入れ、さらにケイヒル、アロイージといったスピードある選手を入れ勝負に出たヒディンク監督とは雲泥の差。２年前にあったというジーコ解任デモが懐かしい。ロスタイムにやっと大黒が出てきたのには失笑。３０分遅い。それと、疑問だったのはなんであんなにＤＦラインを引くのか。中盤にスペースを与えて、プレスがかからず、ボールを拾われて相手に流れがいくだけなのに。高さで勝てないというなら、パスの出所をつぶすべき。リードした後の試合運びが、ピッチも、そしてなによりベンチがあまりにお粗末だった。駒野が倒されたシーンで誰か抗議にいった選手はいないのか？テレビで見る限り、誰もしてないように感じた。副審に確認させるだけでも違うだろうに。２６分の中村のゴールは明らかに柳沢のＧＫに対するファウルで、誤審だった。その際、ちゃんと豪州の選手は抗議していたし、ヒディンク監督にいたっては第４審判のところにモニターをのぞきに行き、抗議していた。試合にかける姿勢の違いが鮮明だった。最善の方法を尽くしてほしかった。１３日付のスペインのスポーツ紙ＭＵＮＤＯ　ＤＥＰＯＲＴＩＶＯは、「Ｎｉ　Ｏｌｉｖｅｒ，Ｎｉ　Ｂｅｎｊｉ」（翼くんも若林くんもいなかった）という、秀逸な見出し。記事を読むと、「８５分までピッチには翼くんと若林くんがいた。しかし、最後の５分でフィクションは現実に戻った。豪州は翼くんも若林くんもいないことを、最後の５分で証明した」とのこと。確かに、川口は若林くんのようだった。飛び出したのにしっかりボールに触れず、同点弾を許した８４分までは。

  2006年06月13日

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• バルサ、北中米遠征

  バルサは９日、８月の北中米遠征の日程を発表。日程は次の通り。３日　　vsティグレスUANL（メキシコ・モンテレー）６日　　vsチーバス・ガダラハラ（米・ロサンゼルス）９日　　vsアメリカ（米・ヒューストン）１２日　vsニューヨーク・レッドブルズ（米・ニューヨーク）滞在は１日から１３日まで。その１３日間で４試合と、かなりハード。市場拡大のために、遠征は仕方ない部分もあるが、Ｗ杯後だし、欧州、スペインの両スーパー杯もある。かなりコンディション調整が難しくなるだろう。

  2006年06月11日

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• ニースケンス氏、バルサへ

  Ｗ杯が開幕したが、その裏で豪州代表のヨハン・ニースケンスコーチの来季からのバルサ入りが決まった。契約期間は３年。ニースケンスコーチはかつてヨハン・クライフ氏と共にバルサの中心選手として活躍したオランダ人。バルサやバルセロナを熟知しており、おそらくスペイン語のコミュニケーションにも問題はないはず。来季アヤックスの監督となるヘンク・テン・カテコーチの後釜として、大いに期待が集まる。

  2006年06月10日

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• ガブリ、アヤックスへ

  バルサを自由契約になったＤＦガブリが、６日、アヤックスへ移籍することになった。契約期間は３年。バルサでコーチをしていたヘンク・テン・カテ新監督の勧誘に応えた形となった。ヨハン・クライフ氏をはじめ、多くの選手がこれまでアヤックスからバルサに移籍したが、逆は初めてとのこと。新天地での活躍を期待したい。一度アヤックス・トラベル（アヤックスの運営する旅行サービス）のパッケージツアー（観戦チケットと食事、スタジアムツアー、アヤックス博物館のセット）を利用し、アムステルダム・アレナでアヤックスの試合を観たことがあるが、テン・カテ監督とガブリを観に、もう一度行きたくなった。オランダはフーリガン対策のため、チケット購入にはクラブカードという、クラブが発行する一種の身分証明書が原則必要で、観光客のチケット購入が難しい。そのため、アヤックスはこのようなパッケージツアーを行っている。食事はクラブハウスでインドネシア料理。さらにマフラーのお土産つきで１１０ユーロ（約１万５４００円）だった。vsフェイエノールト、vsPSVは値段が上がる。

  2006年06月08日

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• ナスティック、１部昇格

  リーガ２部Ａは現在もリーグ戦が行われているが、３日に行われた第４０節で、ヒムナスティック（現地ではナスティックと呼ばれることが多いので、以下ナスティック）が０－０でヘレスに引き分け、１部昇格を決めた。ナスティックのホームタウンは、バルセロナからＲＥＮＦＥ（スペイン国鉄）で１時間ほど南西に下ったタラゴナ。ローマ時代の遺跡で有名な風光明媚な街だ。カタルーニャ州に属しており、来季はバルサ、エスパニョールに次ぐカタルーニャ第３の１部のクラブとなる。４日には街の中心の広場で祝賀会。カタルーニャ中にその様子がテレビで放送されたが、すごい熱気だった。なお、バルサのＦＷマキシ・ロペスは現在ナスティックにレンタルの話が持ち上がっている。

  2006年06月05日

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• ペルニーア、代表

  スペイン代表は負傷した左サイドバック、アシエル・デル・オルノ（チェルシー）に代え、マリアーノ・ペルニーア（ヘタフェ）の招集を決めた。ペルニーアはアルゼンチンからスペインに帰化。ドイツＷ杯出場を狙っていたが、最初の代表発表から漏れていた。サポーターからも期待が大きかったうえ、ヘタフェのシュスター監督が「デル・オルノが今季したことはメッシ（バルサ）に蹴りをくらわせて退場したことくらい」と言い、物議をかもしていた。そのデル・オルノが左足アキレス腱を痛めて、ペルニーアが代表入り。「他の人のけがで代表入りするのはいいことではないが、こういうことも起こりうる」と、ペルニーアは今回の件について語った。これからはアントニオ・ロペス（アトレティコ・マドリー）とポジションを争う。

  2006年06月03日

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  日独戦生中継

  ５月３０日にレバークーゼンで行われた日本vsドイツ戦。スペインではＷ杯放送権を持つ新興テレビ局、laSexta（ラ・セクスタ。アンテナの調整を申し込むことで視聴可能。DIGITAL+でも視聴可能）が、なんと生中継。コンフェデレーションズ杯以来、１年ぶりに日本代表の試合をテレビで観られることとなった。試合直前の特集番組では、Oliver y Benji（オリベルとベンジー。スペイン版キャプテン翼）のテーマソングが流され、このアニメのイメージが日本のイメージかと、改めて感じた。それにしても、日本がいいというより、ドイツのひどさがすごく目につく試合だった。ラインを押し上げてるわりによせが遅く、スペースを与え日本のカウンターを簡単に許す。足下でボールを受けるシーンが多く、攻めにもスピード感を全く感じなかった。ドイツ企業の広告しか目に入らなかったので、おそらくドイツのテレビ局製作の映像を見ていたのだろうが、渋い顔のクリンスマン監督が何度も映った。頭上の広告を壊してしまったシーンには爆笑。いくらグループリーグの組み合わせ（ポーランド、コスタリカ、エクアドル）が楽だとはいえ、決勝トーナメントでの苦戦は免れないのではないだろうか。このドイツに２－２で引き分けたからといって、喜んではいけないと感じた。これだと日本の当面のライバル３チーム（豪州、クロアチア、ブラジル）の方が、充実してそうだ。日本だが、中盤はやはりよさそう。スピードもある。以前ジーコは「ポゼッション重視」ということを言っていた気がするが、スピードを活かした速攻をもっとみせた方がいいんじゃないかと感じた。それと、３バックがの方がいいのだろう。４バック絶対主義のように言う人もいるが、選手あってのシステムであって、システムに選手を当てはめるのは危険な考えだ。セットプレーからの２失点は残念。ドイツ同様、豪州、クロアチアは高さがある相手だし、マークの確認といった基本の確認は、また徹底すべきだろう。高原の２点には驚いた。ハンブルガーＳＶではチャンスを多く外し、出番が激減していると聞いていた。この試合を、ハンブルクの人たちは苦々しく観ていただろう。残念なのは加地さんのけが。苦痛に顔をゆがめる姿を見たときは、こっちもすごくつらかった。私にとって一番の期待の選手。このポジションは本当に手薄らしいし、なんとか間にあってほしい。ねんざで、１２日の豪州戦に向け治療するとのこと。本当に心配だ。試合前には、「兵庫の星、加地亮」と書かれた日の丸の映像も映った。早期の復帰を願ってやまない。田中誠の離脱も残念。３バックだと先発で出ていた選手だし、こちらの影響も大だろう。この試合の審判は明らかにcasero（カセーロ。ホームびいき）で、ドイツのラフプレーに甘かった。怒りを感じた。それと、もう一つの怒ったこと。大切な人に教えてもらったが、なぜ日本で１時間ディレイ放送だったのか？国民的関心事といえる代表戦が生中継ではないとは、放送したテレビ局、これを許容した日本協会の見識を疑う。

  2006年05月31日

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• W杯のにおい

  バルサが勝った１７日のＵＥＦＡチャンピオンズリーグ決勝から約２週間。バルセロナには青とえんじのバルサの旗やカタルーニャ州旗をベランダに飾っている家庭が目立つ。世界の目は、これからドイツＷ杯に移る。スペインでは衛星テレビ局、ＤＩＧＩＴＡＬ＋が全試合を放送すると、宣伝に力を入れているが、私の周りではほとんど話題にならない。まだバルサの今季の思い出話や、来季の補強の話ばかりしている。もちろんみんなフットボールが好きだし、大会が始まればみんなそれなりに話はするのだろうけど、独立心旺盛なカタルーニャでスペイン代表を応援するという雰囲気はまずおこらないだろう。２４日に、カタルーニャ州代表vsコスタリカ代表がテラッサという町で行われた。Ｗ杯に出るコスタリカに、プジョール、チャビ、ルイス・ガルシア、セスク、レイナといった選手たちをスペイン代表に取られたカタルーニャが２－０で勝ったのだが、これまたほとんど話題にのぼらなかった。郷土愛の強いカタルーニャ人だけに、少しは騒ぐかと思ったが。コスタリカがあまり注目を浴びるチームでないことは理由にあるだろう。だが、やはりまだバルサの２冠に浮かれている雰囲気を街中に感じる。それほどの偉業だったのだろう。Ｗ杯が始まっても、私の周りで話題になるのはスペイン代表より、メッシやロナウジーニョといったバルサのスターのことになるだろうと思う。

  2006年05月26日

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• エトー、得点王

  ２０日、リーガの最終節で唯一残っていたアスレティック・ビルバオvsバルサが、サン・マメスで行われた。バルサはプジョール、チャビ、イニエスタ、マルケス、ファンブロンクホルスト、ファンボメル、デコ、ラーション、ロナウジーニョのＷ杯出場選手はこの試合に参加できず、名前を初めて聞くようなＢ、Ｃチームの選手中心で臨んだ。この中で、得点王争いでビージャ（バレンシア）に並ばれていたエトーのモチベーションは高かった。３５分、Ｂチームのルドビックのパスを受けたエトーが、見事にゴール。これで２６点をあげたエトーの単独得点王が決定した。試合は１－３でバルサが敗れたものの、もうエトーが戴冠したことだけに意義があった試合。昨季は土壇場でフォルラン（ビジャレアル）に逆転されただけに、喜びもひとしおだろう。バルサの選手が得点王になるのは９人目、そして１０度目。エトーは１９９６－９７のロナウド（現Ｒ・マドリー）以来、９季ぶりのバルサの選手として得点王となった。アフリカ・ネーションズ杯のため離脱も、リーガで３４試合に出場。本当に休みなく出続け、仕事を果たした。私がこの試合をテレビで観戦中、３０分にいきなり停電。復旧した時はハーフタイム。おかげで、歴史的なシーンを見逃してしまった。エトーの得点の一方、バルサのスペイン人選手によるリーガの得点はエスケーロの２点にプジョールの１点の計３点。カタルーニャ人の得点はプジョールの１点のみだ。いくら伝統的に攻撃を外国人選手に頼っているとはいえ、これは寂しいデータだ。

  2006年05月22日

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• El mensaje

  Yo lo enviaré a ti.Quiero estar contigo siempre como él.Yo he decidido para esto.Quiero estar feliz contigo.

  2006年05月20日

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  Campions!

  １７日、ＵＥＦＡチャンピオンズリーグ（以下ＣＬ）決勝がフランスのパリ郊外、サンドニにあるスタッド・ド・フランスで行われた。当日のバルセロナ・プラット空港はクレ（バルサファン）でごった返していた。写真はオフィシャルツアーを行った旅行会社、ＲＡＣＣのカウンター。私はこのツアーでの参加ではなく、easyJetという、格安航空会社のカウンターへ。そこでも「決勝観に行くの？」と聞かれる。多くのクレを乗せ、飛行機の中はすでにお祭状態。みんな歌いまくり。日本人である私が熱狂的なクレで、チケットを確保してることで、ずいぶん周りの客からいじられた。パリ・オルリー空港に着き、近くのホテルにチェックイン。しばしの休憩後、スタッド・ド・フランスへ。ホテルの近くの駅から、ＲＥＲという鉄道で１本。空港の近くということもあり、この駅から、さっそく私以外にもクレが乗り込む。また、みんなで歌いだす。アーセナル・サポーターもちょこちょこ乗り込むが、なぜか私たちの電車は、パリ市内に入ると大量のクレが乗ってくる。もはや歌う彼らを誰も止められず、パリジャンは迷惑そうだった。そして、約１時間後、スタッド・ド・フランス駅に到着。駅は青とえんじの人でいっぱい。駅を降りると、ファンゾーンになっていて屋台がいっぱい。まずはケバブとビールで腹ごしらえ。この駅はクレ用のスタンドが近いこともあり、本当にファンゾーンもクレが多い。かなり、いろいろな人と話す。カタルーニャ以外でこんなにカタルーニャ人と会うなんて、もうないかも。みんな、飛行機、バスツアー、車、いろいろな方法でここまでたどり着いた。そして、みんな勝利を疑わなかった。みんなから勇気を得て、ころあいを見計らいいざスタジアムへ。近くでは大会公式スポンサーのハイネケンによるダンス・パフォーマンスも。中に入ると、普段は遅くカンプ・ノウに入るクレが、意外と早く入っていることに驚く。早く着きすぎて、時間を持て余したのだろう。一方、２ndの黄色のユニフォームのアーセナル側は、黄色と白でスタンドを塗り分ける。５１回目を祝う、開会式の後、キックオフ。開始直後、いきなりアンリが２本の決定的なシュートを放つが、ＧＫバルデスがセーブ。そしてまだ落ち着かない１８分、ロナウジーニョのスルーパスで抜け出したエトーの足を、ＧＫレーマンがペナルティエリア外でつかむ。これでレーマンが退場。アーセナルが１０人になり、ピレスに代えサブＧＫアルムニアが入る。１０人になったアーセナルは、しっかり守備を固め、リュンベリ、バルサのカンテラ（下部組織）出身のセスク、アンリを中心に速攻をみせる。アンリはオレゲールを軽くあしらい、プジョールとマルケスも苦戦。さらに、右ＳＢのエブエの攻撃参加も効いた。。そして３７分、プジョールがエブエを倒して得た右サイドのＦＫをアンリがキック。これにキャンベルがあわせ、アーセナルが先制。イギリス人独特の「Yeah!」という声が響く。前半は０－１でアーセナルリードで終わった。後半開始時、バルサは守備のキーマン、エジミウソンに代えイニエスタを投入。イニエスタのパスとドリブルが、バルサの攻撃のリズムを呼び戻す。さらに６１分にはファンボメルに代えラーション、７１分にはこの日さえのなかったオレゲールにかえベレッチを投入。超攻撃的布陣で臨んだ。７６分、ついにそれが実る。イニエスタのパスを、ラーションが見事なポストプレー。これを受けたエトーが同点弾を決め、クレたちの絶叫がこだまし、発炎筒の閃光が発せられる。そして８１分、ラーションのパスを受けた、「なぜそこにいる？」状態のベレッチがペナルティエリア内からシュート。これが決まり、バルサが逆転。このまま２－１でバルサが勝利。スタッド・ド・フランスがクレの歓喜にわいた。イニエスタが先発しなかったのは不満だったが、ライカールト監督の、攻撃的な選手交代が当たった。準決勝ミラン戦の第２戦もそうだったが、今回のＣＬはライカールト監督の采配にうなったことは多かった。そして、本当にバルサはサブも含め選手層が厚い。それも十分に感じた。プジョールが１４シーズンぶり２度目となる、ビッグイヤーを受け取る。その後も、選手たちの喜びは続く。スタジアム外も、帰りの電車内も、延々とクレによる大騒ぎは続いた。ホテルに着いたのは深夜１時ごろ。もうクタクタだったが、ずっとバルセロナに来た日から今までのことを思い出していた。翌日、バルセロナに戻って待っていたのはパレードだった。多くの人が集まり、交通事故が起こる騒ぎも。バルセロナ中心部の沿道の立派な建物の窓には、いかにも仕事中？のサラリーマンという感じの人も大勢いた。オレゲールにカバ（カタルーニャ州名産の発泡ワイン）をかけられた。私はクタクタで行けなかったが、カンプ・ノウでこの後優勝報告会。退団するラーション、ガブリ、テン・カテコーチ（アヤックスの監督に就任）に、惜しみない拍手が送られた。本当に夢のような２日間だった。私にとってこれ以上の幸せは、もうバルセロナにはないだろう。Visca Barça!Visca Catalunya!

  2006年05月19日

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