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2006年12月15日
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カテゴリ:内なる子ども

 

 今日の文章は

 自分の中で一つの扉を開けた段階で

 書いているということをご了承下さい。

 今後展開していくお話となると思います。

 今の時点が私が感じていることを書くことに徹していますので

 どうぞよろしくお願いします。

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 心に今だ残って深いと自覚した

 暴君(先日のブログでUP)を見た後

 流れで

 パートナーが最近購入した

 斉藤 学氏の

 監訳「内なるこどもを癒やす」を

 手にする。

 

 ため息が出ます。

 知りたくないモノを知った。

 いや。

 見たくない~!!とホラー映画を前にして

 目に手を当てた隙間から

 つい見てしまうような感覚に近い。

 

 読み勧めていくと、、、

 私の家族のことが赤裸々に書かれているようだ。

 

 私の家族は世間で言う普通の家庭だろう。

 親が離婚したけれど

 父が時に暴力をふるい、暴言を吐き

 母が時に泣き喚き、呪文のように子どもへの注意を繰り返す

 姉=私は

 父が何時切れないかと常に機嫌を伺い 

 絶対的な安心安全を感じることなく育ち

 予期せぬ心理的危機を受け

 母の不安を注意という形で呪文のように受取り

 親に気に入られるように意識を集中して

 育ちました。

 そして、気に入られようとする裏側には

 どうしても親の言うことを聞きたくない反抗心がむき出しになり

 そこで親の権力が倍増し

 絶対的なものに打ちのめされる子どもでした

 子どもに絶対的な権力から保護され、守られるということは

 知ることもありませんでした。

 妹は姉をみているので

 姉のような危険にはらむ行動はせず

 当たり障り無く動いていたように思います。

 

 私は自分がこの本のなかで位置づけられている

 不完全家族である。

 (あまりに決まりきっていて普通すぎて

 不完全と認識していないことがほとんどだそうです)

 ということを認識することは

 やっぱりそうなのかと、悲しいことではあるけれど

 これは悲しみに浸ることではなく

 むしろ、気が付くこと、たま個人的に意識することだけにとどまらず

 多くの人とシェアすることにより

 私が当たり前と想っていた

 とてもささいな言動行動、無意識に感じたり行動してしまったりしてしまうことすら

 我が家族では当たり前だったであろうことも

 実は不完全家族の中でのルールであったことを

 認識することで、様々な人と共有することによって

 

 私という個人は

 家族という血縁から一歩引いた人間として

 

 自由で、安全で、健全である

  

 ということを確認できる作業でもあるのです。

 

  気が付くことする、確認することすら出来ず

 当たり前の家族の常識、ルールだと想い

 悩みを抱え、闇を抱え、心に葬り

 いつの日か心の死を感じ

 肉体の死も選択するような

 そのようなことが自分の周りで

 当たり前に近くなっていることを

 悲しむと同時に

 このことを伝え知ることによって

  どれだけの心と体の命が救われることかとも

 想い始めている。

 

 まずは自分がこの重たい扉の中を整理していく

 時期がきたようですネ。

 

 

 

 

 

 






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Last updated  2006年12月15日 11時06分38秒
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