カテゴリ:本
今回も騙されたー。まさかそういう展開だったとは・・・・。 え~と、何の話かと言うとこのトリックスターズという文庫本の話です。 これも自分が買ってるシリーズの1つなのですが、かなり構想を練ってるため毎作真実に騙されています。 これは、推理小説を模った魔術師の物語とキャッチコピーがついてますが、そういう内容です。 推理物なのですが、中身は違くて魔術を使った仕掛けがある推理物です。 所々に強調点がありそれがヒントになっているのですが、結構頻繁にあるので普通に読みたい人は気にせずどんどん読んじゃっていいと思います。 推理物と書いてありますが、純粋に推理物を求める人にはお勧めできないかもしれません。魔術などを使った内容ですので、こういうのが好きじゃない人は不満だけが残るかもしれません。 このトリックスターズシリーズは去年の2005年に1冊目のトリックスターズが登場し11月に2冊目のトリックスターズLと出て今年4月に3冊目のトリックスターズDと出てます。 トリックスターズには読者へ挑戦状があり面白かったです。このトリスタとトリスタLの内容がDには凄く絡んでくるので、もしDを読む方がいましたら先にこの前2冊を順番に読むことをお勧めします。 なぜかというとネタバレになるので言えないのですが、Dでは前2冊のネタバレが出てくるし前2冊を読み終えてると本当の面白さがDでは出てくるからです。 主人公にも秘密がありこれもDの内容で触れるからです。先にDを読んでしまうと前2冊がとてもつまらなくなりますよ。 このことは、Dの冒頭でも書いてあります。実はこの作者からの前2冊から読むことをお勧めする文章もすでにDの話の内容だったりして何処のページも油断できないのがトリックスターズです( ̄ー ̄) まさか冒頭の説明文からすでに始まってるとは思えなかったですよ(笑) ほんと作者の腕が凄いです。毎作よくこんな複雑な内容を考えられるのかが凄いと思います。 とりあえず、面白かったので魔術や魔術師が好きで気になる人は1作目のトリックスターズから読まれてみては? 今度は気になるダヴィンチ・コードでも読んでみようかな~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006.04.15 13:23:12
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