カテゴリ:本
今、映画館で盛り上がっているアニメ映画の原作を読みました。
作者は、有名な宮部みゆきさんと言う女性の方です。 色々な作品を出していますが、ゲーム好きとしても有名です(かもしれませんw) 自分の知ってる範囲では、ゲームのノベライズでは、ICO(イコ)霧の城がありますね。 これも宮部さんのオリジナルな展開もあり楽しめました。 で、彼女の完全なオリジナルの作品でファンタジー物は、これが初めてなのではないのでしょうか? 映画の方は、観ていないので、原作通りか分かりませんが、非常に楽しみです。 でも、原作の文庫は、上、中、下、それぞれが450ページ以上ありかなりの大作でした。 これを映画の大体の放映時間の2時間弱で語りつくせるのか、少し不安です。 恐らく、原作でのクラスメイトの登場人物は、省かれる様な気がします(^^;) あと、親戚の叔父さん、叔母さんも(^^; よくTVなどの紹介で母親が倒れて担架で救急車に運ばれるシーンがありましたが、あんなシーン原作にないぞ(笑) さすがに原作の通りにするとどろどろしい離婚話を展開しないといけなくなり時間を食うから簡単なシーンだけにしたのだと思いますが。 で、肝心の幻界<ヴィジョン>に入るのは、上巻のラストの数ページからです。本格的に冒険するのは、中巻からでした。 上巻は、ワタルの現実での問題を描いています。 やはり宮部さんは、語りが上手いと言うのか、幻界での出来事も色々あり結構楽しめました。 RPGみたいな敵の登場や種族差別問題など色々ありました。 冒険の中で一番楽しかったのは、主人公、亘のクラスに転校してきた少年 芦川美鶴(あしかわ みつる)とのシーンでしたね。 彼も同じく願いを叶えるために幻界に一足先に訪れててワタルよりも5つの宝玉を集めているのですが、後に何度も彼と衝突する展開は面白かったです。 彼の方が、強いので戦うシーンは、ほとんどないですが、二人が目指す運命の塔での出来事に泣けてきちゃいます(^^) まぁ、これっぽっちで語りつくせるほどの内容ではないですし、語り始めたらかなり大変なので、かなり楽しめたとだけ結論を出しておきます(ダメじゃん) でも、3冊がかなりのページ数ありますが、結構苦にもならなく、気になって先にめくる方が速いので、あっという間でした。 やはりラストに向けて加速する下巻が一番面白かったです。 読み終わったら映画版をかなり観たくなりました。でも恐らくレンタルで済ませるのだろうけど。 それまでに果たして内容を覚えていられるか・・・(^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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