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カテゴリ:健康談義
今、この三田市も姫路でも小学校などの学級閉鎖などがあり、インフルエンザが流行っている。 当然と言うか、テレビや雑誌などで頻繁に取り上げられているが、本当の所インフルエンザって何だろうか? 実のところ私は、ほとんど知っていなかったが、最近三田市立図書館から専門書をお借りして目を通してみました。 加地先生の著作で、おおよそ次のような事が分りました。 インフルエンザも含めて、風邪類はほとんど全てウイルスが原因であり、細菌(例 結核菌など)に比べて非常に微細なものである事。 インフルエンザは、インフルエンザウイルスによるものであって、全て根源は鳥を宿主にしており、それが変化して人に感染すると物凄い力を発揮する事。 鳥から豚にうつり、豚を介して人間にうつるケ-スもあるが、大元が鳥であることにかわりはない。 大きく分けて、A型,B型、C型があり、今年のインフルエンザ予防注射は,これらのずべてに対応できる成分らしい事。 例えばスペイン風邪と言われているインフルエンザが大流行した時に、沢山の方が罹り、無事生き残った方は抗体を持つにいたり、その生存年数を考えると、約70年ぐらいは、その型スペイン風邪の流行はほとんど目立たない。 従って、最近流行しているA香港型やソ連型などもその姿を確認すると、一定の年代(おおよそ70年ぐらい前)にさかのぼって流行した可能性があるらしい。 最近、鳥インフルエンザが人にうつるかも知れないと懼れられているが、これは、これまでには鳥を宿主とする新しいインフルエンザの型が発見された事をい意味していて、人間が出会っていないので抗体を持った人がいないわけだ。 インフルエンザは、低温で乾燥状態という条件下で、流行しやすいので、室内でも湿度を上げて温度が高めの方が望ましい。 また、欧米ではエレベ-タ-の中で、ゴホンと咳が聞こえたら、一番近い階のボタンを押して外へ出るのが流感を防ぐ良策と信じられているそうだ。 私は昨年(1昨年?)の1月中旬にインフルエンザA香港型と認定されて、40度近い高熱にうなされる貴重な経験をしたが、タミフルを服用して無事に回復しました。 最後に、かって人類など哺乳類などが地球で活躍するまでのある時期、鳥類がかなり大幅に跋扈した時期があって、その時にウイルス類は、ウイルス類の生存を掛けて鳥類を宿り主に選び、今日までその関係が続いているらしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009年02月06日 15時19分35秒
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