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三田のいのしし 見て歩き日記

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2009年04月05日
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4月1日(水) エイプリルフ-ル

久しぶりに三田市から大阪へと山を下った。カツどん
あるお店のカツどん @530円

久しぶりに大阪らしい味のカツどんをお昼飯として食べました。

こんなもの常識ジャン・・・ときっと言われそうですが。

東京など関東のカツどんと関西のカツどんは、今は見た感じはまったくといって良いほど同じになってしまったが、味は東京の方が、あまり甘みが無くて濃い味がする。

関東生まれとか地方から東京に来て長く暮らしたものが、関西へ移住して、このカツどんの味に遭遇すると、ウヘッ!

甘くて食べられない~ となるのは必定だ。

ついでに言えばざるそばでも同じ事件が起きる。
今日これだけ人事交流があっても、味の面からは共に異邦人と思ってしまう。

東京カツどんと大阪カツどん
この話は、昔を懐かしんでの話ですが、驚きました。

昭和38年(1964年)に、東京から大阪へ転勤となり、それ以来関東と関西を3往復半転勤を繰り返したが、食文化の違いの洗礼をうけました。


大阪の都島に今でもお店があるのでしょうが、高倉2丁目に”五郎”さんと呼ばれていた食堂があって、当時都島に本部のあった我々のお昼はこの食堂を利用する事が多かった。

そこで、最初に、カツどんがメニュ-にあったので、嬉しくなって『カツどん』と頼んだ。

店員 「ヘイ カツどんです」
私   『なによ、これは。 ご飯の上にカツとキャベツが乗っていても、卵で閉じられて
        ないよ』
店員 「それだったら、東京カツどんと言って下さい。それもありますよ」

結局、その日は、大阪風のどんぶりご飯に載ったカツとキャベツにソ-スを掛けて食べる羽目になりました。
つまり洋皿に乗せて出てくるトンカツ定食のどんぶり版でした。

このことに懲りて、その後は東京カツどんと名乗って注文して事なきを得たが、食文化の違いは、東京カツどんで見かけが同じでも味は大甘だから、しばらくは我慢しながら過ごした思い出がある。

なおまた、ざる蕎麦などそば類も、関西へ転勤して半年ぐらいは食べるのを断念して注文せず、同じ麺類でもうとん専門だった時期があった。

手持ちのデジカメの中の写し方ソフトに”料理”があったので、このお店で、”カツどん”を撮影させてもらったのが、この写真ですが、今でも味わってみて、多分関東とは明らかに違いがありそうだなと思いながら食べました。
卵での閉じ方にも微妙な違いがありそうにも思ったが、最近関東に行ってないのでわからない。

勿論と言うか、今の私の舌は関西風になりきっていいるので、多少甘すぎるかなと思いながら、美味しく頂きました。






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最終更新日  2009年04月05日 15時24分14秒
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