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三田のいのしし 見て歩き日記

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2009年08月19日
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カテゴリ:花と園芸

8月18日(火) この1週間は晴天が続き、暑くなりそうだ。
                 畑も土が乾き秋冬用の下準備にはいれそうですね。

朝顔の花
メ-カ-いわく大輪の朝顔

長い間、朝顔作りを忘れておりましたが、9歳になる孫娘が夏休みに滞在するはずなのでそれに合わせて朝顔を1株育てる気になり植えたものが、やっと咲き出しました。

この友が丘町に引っ越した20年前からしばらく朝顔を育てましたが、何時しか忘れるとも無く忘れる有様でした。

こうして朝顔の花を見ると、夏の風物詩としてやはり存在感がありますね。

12日ほど孫娘1人で滞在したので、こんな時には甘えん坊の孫は日本までりで寝るのを怖がって見せて、おじいちゃんが側に居てくれるのかな・・・そんな顔をするのでこの間毎晩側で寝ました。

その時、昔であれば本を読むか、昔話を語って聞かせて終りでしたが、9歳ともなると「桃太郎」の話でもないので、しばらく考えていた所:

「おじいちゃん 俳句を作ってよ」ときた。

『そんなに突然俳句を作れと言われても出来んよ』

「どんな俳句を知っている?」

『そうだなあ
山路来て なにやらゆかし すみれ草 芭蕉

閑けさや  岩にしみいる  蝉の声  芭蕉 』

など、あまりにも有名な俳句を紹介していて、ふと朝顔のことを思い出して
『朝顔に  つるべとられて もらい水  加賀千代女』

を読み上げた。

おじいちゃん、つるべってなあにとか、もらい水とか質問が出てこのじいちゃんも泡を喰いました。

昔は井戸と言う物があって、水はその底から汲み上げて・・・なって説明をすると、今度はその事を説明しなければならない。

参りました。

松尾芭蕉が【奥の細道】の中で発表した、動物と同居した建物に寝て読んだ俳句

「のみしらみ 馬がばりする 枕元」

この名句を読み上げたら、どんな顔をするのでしょうか。

ともかく、くっきりと夏の印としていいお顔をしている朝顔について何か感じてもらえればそれで十分です。

 






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最終更新日  2009年08月19日 15時21分26秒
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