先月5月24日から25日へ移った零時10分ごろ、突然、全く突然家内が発病して気を失いました。
真っ暗な寝床のこととて、さんだのいのししも慌てふためいて看病に当たりましたが、とても素人がどうにかこうにかできる状態にないと判断出来ましたので、2Fの寝室から1Fの居間へおりて、電話帳にて準備しておいた119番へ通話、間も無く救急車の到着を実現できました。
その結果、三田市民病院へ緊急入院して検査と応急処置をして頂き、一応の落ち着きを取り戻しました。
突然の発作の原因が何であるかなどに関しては、ある程度期間のかかる調査がひつようであり、ひとまず自宅で療養しております。
救急車の3人の方々、市民病院の皆様方へ深く感謝申し上げます。
ご近所に救急車を時々頼んでいる方がおられるので、我家でもあんな事態になるかもしれないとのおそれはありましたが、100%平常の生活の姿からあまりにも突然、急変する事態が発生するに及んで、75歳となった私も病人として運んでもらった本人も、関西流に言えば”なんでやねん” 戸惑いの気持ちでいっぱいです。
緊急入院でできなかった原因の解明に関して、これからご専門の先生方に究明をお願いする事以外の手を打つ手があまりないのが悩みです。
さて、今回の救急車をお願いした事から知りえた事。
1. 家内の快復具合を見計らい、三田市立高齢者大学院の教養講座に出席出来ました
が、その会場で隣り合わせた方と偶然この年代の健康の話しとなり、とっさにその方
の御宅で救急車要請の有無について質問をさせても らいました。
そうすると、2回経験があるよと言われ、驚きました。
2. また、家庭菜園へイチゴを収穫に行った際、お手入れ中の60歳代半ばの方に同じ
質問をさせてもらいました。
驚いた事に、この方の御宅でもやはり2回救急車要請の経験があるとのことでした。
3. その詳細は分りませんが、共通していたのは、奥様がトイレで倒れた為のご苦労と
困惑だったようです。
4. 直接ご両家に関係が在るかどうかは不明ですが、高齢者と言われる我々の年代の
者が2Fで寝ていて1Fのトイレへ深夜通うことが非常に危険と判断されていたようで
す。
我家も居間の所2Fが寝室のスタイルは変えておりませんが、トイレは1F,2F共に設
置されておりますのでその点の危険さは回避できます。
5. 階段に手すりの有無。手すりの設置が重要だ。
てすりが頼りのなりそうです。
この友が丘町のご近所では、ごく1部の御宅が救急車を利用されている以外にそんな事態に出会ったことがありませんでしたので、世の中の実態について知りませんでしたが、このごくごく限られたお二方への質問だけでも、即座に回答があったので驚きもし、予想以上の利用率だと感じた次第です。
緊急に病人が発した場合の対応についての感想;
1. 我家の場合、家の構造上全ての寝室が2Fとなっていて、トイレについては問題があり
ませんが、階段往復についてはやはり危険ですので細心の注意が必要です。
手すりがあっても、両手或いは片手に物を持っている、或いは、ついつい手すりの利
用を軽視知る傾向もあるでしょうね。
2. 今回3人の救急隊員に運んで頂きましたが、階段を下ろすご苦労を目の当たりにして
その大変さに驚きました。
3. 119番へ電話するさいうろたえない準備;
A4判の用紙で手書きの電話帳を作って利用しておりますが、ある時からそのトップ
へ、うろたえ防止策として・・・
(1) 110番、119番などの番号と救急車などの言葉書き
(2) 我家の住所番地、電話番号、氏名などもトップに位置へ。
赤い文字で目を引きやすいように工夫した。
1分1秒を争う救急車の要請を実現する為にはこのくらいの準備が必要だと思
いました。
(3) 次に健康保険証や当座の支払準備など。
最低、健康保険証を持って私が救急車で同行させてもらうことが必要だと思
いましたので救急隊員の方々が来られるまでにお金と共にその辺も準備で
きてほっとしました。
突発的な危険度の高い病人の出現に対応して救急車を要請するか否か。
1. 今回、その実際体験から致しますと、仮に病人を自家用車などで運べる態勢にある
としても、大きな意味でどの方面の病院へ連れて行けばよいか判断できない。
2. 又、仮にこちらの判断で病院の目星がついたとしても夜間は受け入れてもらえるか
どうかが分らない。
3. 我家の場合も病人を救急車の上に載せたまま、受け入れてもらえる病院へのコンタ
クトである程度時間が掛かりました。
幸い三田市立市民病院だったので、思わずお礼を申しました。
こんなことで突発的に、かつ事態を判断できない病人が出た場合救急車を要請する事が最も適切な対応である事を身をもって知りえました。
改めて消防署の関係各位に対して心から御礼申し上げます。
有難うございました。
三田市は救急車が5台常備されているようでありますが、広報によりますと三田消防署の隊員総数は101名でそうです。
1台3名の救急員が正式人数だとしますと5台の救急車に関して15名の隊員が必要かと思われます。
ざった15%に相当しますね。
最後に三田消防署のHPから、119番の掛け方について
1. 正しく119番に電話する。
わざわざトップにこんな事を表現しているくらいですから、いかに慌てるかのあらわれ
ですね。
2. 火事か救急要請かをはっきりと告げる。
3. 住所番地、目標となる目印などを告げる。
4. 救急の場合、救急を要請する内容、例えば、「〇〇歳の妻が突然〇〇〇で意識不明
です」
など事態を告げる。
5. 最後に名前、電話番号を伝える。
ここで消防署のHPで書かれていない事で、消防署から私が求められた事を書きます。
救急センタ-の言葉として
『了解いたしました。只今から出動致しますので、何方か表へ出ていて下さい』
了解して表へ出て、到着後病人のいる2Fまで最短で案内出来ました。
これは、119番に電話が掛かり受付、発動後確実に病人の所へたどり着けるまでにいろいろな事があって、それをより確立高く達成できる手段の一つとして、誰かに門口で待っていてもらうと言う対策に?がっていると思われます。