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カテゴリ:健康談義
明日10月1日 金曜日からタバコが大幅に値上がりするらしい。 ・・・らしいなんて表現出来るくらいだからタバコには無縁の存在ですが、今から50年から 45年前には、禁煙と節煙の試みで、「経験豊富」な人間の一人でした。 また 今は、テレビなどの報道によると「禁煙外来」を掲げた病院の存在も見られるようで すね。禁煙はそれだけ厳しいということでしょうね。
昭和40年(1965年)5月から、偶然に偶然が重なった感じでしたが、以後全くタバコとは 無縁になりました。禁煙生活45年です。人生75年の内喫煙は10年でした。
昭和30年(1955年)、20歳の誕生日から吸い始めて10年、辞めるころには1日に20本 当時芦屋市にあった会社の寮で、5月上旬のある土曜日から徹夜のお付き合いがあっ て、40本以上?吸ってしまった。 日曜日の朝飯も何も舌が感じないほど荒れていたし、眠かったので日曜日の朝食後から タバコ抜きで終日睡眠をとりました。 ここで丸1日禁煙できた、この事実が自分の中で予想以上に大きなインパクトになって、 翌日の月曜日会社でも1日我慢が出来た この2日間の体験から、しばらくタバコ抜きを続けてみよう・・・そんな気持ちが湧き上がり ました。 つまり禁煙ではなくて休むと自分で自分に言い訳をしてタバコを手にしない努力の 継続でした。 この間も背広のポケットや寮での服には常にタバコ1袋とライタ-をしのばせており ました。 10日ほどたった頃にはお得先の幹部からも、禁煙は賛成ですが、いらいらして見積もり 誤りで高い見積もりをしないでね なんて冗談を言われたことを今でもはっきりと覚えております。 禁煙努力中の睡眠対策; 当然寝つきも悪くなってきたので、ウイスキ-を1瓶購入して、水で薄めたものを枕元に置 いて、チビチビ飲みながら本を読み過ごしたことを昨日のことのように思いさします。 ついに禁煙の決心が出来たのは何時ごろか; 約1か月後だったと思いますが、いよいよ禁煙の見通しが立ったので、ポケットに携帯 していたタバコとライタ-を知人に差し上げました。 周辺の仲間たちもここまで来たら禁煙したほういいと応援に回ってくれました 禁煙の確認行為:これは危険ですから決してお勧めしませんが・・・ お付き合いで会食時、あるいは食後がタバコの欲しくなりやすい時間帯ですが、喫煙者の タバコをもらってふかしてみる行為を時々行いました。
無駄になり以後、本当に1本も吸わない生活を45年間続けております。 今から思うと禁煙の決心などと大げさに構えずに、徹夜をして体がきつかったのでちょっ とタバコを休もうして、全くタバコを吸わない時間を1,2日、まず最初に実行出来た事。 それ以降、吸いたくなったら何時でも「吸うよ」、「吸ってもいいんだよ」の構えで、身辺にタ バコを用意して、無理な心理的圧迫を自らに課さなかったこと。 これらの事が禁煙出来た原因であろうと思っております。
余談 30歳で禁煙できるまでの努力と失敗の跡 住まいから会社までは喫煙しないように努める。ある時の決心。 1時間に1本しか吸わない。時計を腕から話して机の上において管理してみる。 起床後、午前中は吸わないように努めてみる。 1日に20本以内と決めて、それ以上は絶対吸わないよう頑張る。 両切りからフィルタ-付きに切り替えて摂取ニコチンの減量を心掛ける。 こんな切ないような努力をして、それなりに喫煙本数が減少しても、夜お付き合い後気が 付いて喫煙本数を数えてみたら、1日の目標本数を軽く超えている。 科学的でないと思いますが、どうやらどんな吸い方、あるいはどんなタバコを吸うか ではなくて、1日に体が要求するニコチンの摂取量があって、それに到達するまで 体が喫煙を求めているのではないか。 30歳で禁煙に入る頃には、そんな思いに達しておりました。 余談 その2 喫煙者にとっては余計な話だと叱られますが、禁煙出来たら爽快な気分でいられる し、タバコをやめたらこんなことが起きるかもしれないなんて心配されがちですが、 なんら問題ありませんよ。 家屋内の匂いがこんなにもひどいのかと気が付いて驚きます。 10月1日のタバコの値上がりを前にして、昔の思い出です。
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最終更新日
2010年09月30日 21時04分16秒
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