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カテゴリ:花と園芸
ナデシコ、瞿麦の写真 秋の七草(種)について今年もまたブログを書くつもりでいたら、10月2日付朝日新聞に 高橋睦郎さんの関連記事が掲載されました。 その中で、山上臣憶良と言う有名な万葉歌人の和歌が紹介され、憶良はナデシコに漢字 として【瞿麦】を当てております。 この字を見て以来、約2週間、時につれこの字とナデシコについて調べてきました。 1. ナデシコの別名として、撫子、瞿麦、テルスタ-、ダイアンサス、石竹などが見られ ました。 2. 私の家でも長年プランタ-で育ててきたのは、園芸店での表示「テルスタ-」で、今も 咲いております。 今回挿入させてもらった写真もその最近の花です。 3. 石竹もナデシコではないか?と思いつつも、やはり別の品種かな...ぐらいの感覚で 4. ナデシコの名前は、一般的には撫子の漢字で表記されるはずですが、検索した資料 5. 常夏の字も普及していたとありましたが、四季咲きなのでこの当て字がされたらしい。 6. 何故、園芸店などでナデシコの名前ではなくて、テルスタ-の名前で販売されいて 7. ダイアンサス(四季咲き)は、ギリシャ語で「神聖」を意味しており、この花に神聖な 8. 石竹は中国のナデシコの名前のようでもあり、中国でも愛されたお花の一つと思われ 結構好きな名前ではあります。 9. 瞿麦はクバク、ナデシコと国語の辞書にも記載されておりますが、何故この2字で ナデシコになるのかは不明です。 瞿はクと発音され、「見る」「きょろきょろ見る」などの意味があるらしい。 瞿麦とかいて「クバク」とも読まれます。 瞿の上半分は、明ではなくて、目の字が2つであり、二つの眼で見ることを意味して いるらしい。下半分は隹(ハヤブサ)で、鳥のハヤブサが辺りをキョロキョロ見ている 10. 結果として瞿麦で、なんでナデシコになっているのかは今日までは不明です。 特に囚われていることではありませんが、きちんとした意味があるものと思っており ます。 ナデシコに関する小話です。
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最終更新日
2010年10月18日 13時22分44秒
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