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三田のいのしし 見て歩き日記

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2011年04月20日
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テーマ:生涯学習(293)
カテゴリ:広く・深く・学ぶ

三田市街のお地蔵さまと道しるべについて 知りたいことが一杯!

この日曜日17日に市内南ヶ丘にある市立図書館へ借りている図書の出し入れを

兼ねて、自転車で家を出ました。

おおよそ往復10km程度の行程であろうか。

1. 三輪神社と山かげの祠    目的 神社の屋根の形と懸魚の撮影

2. 南ヶ丘・大歳神社        目的 神社の屋根の形と懸魚の撮影

3. 南ヶ丘・道しるべと地蔵尊   目的 撮影

4. 天神 ・三田天満神社    目的 神社の屋根の形と懸魚の撮影

これまででいろいろ見聞きしてきた神社の姿について、今一度見ておきたいので、

図書館へ出かけることを兼ねて出かけました。

加えて、三田市中央公民館近くに【道しるべ】があることをこれまでバスの窓などか

ら見て来ました。

チャンスがあればその道しるべに彫り込まれている道しるべが何か知りたいとかね

がねおもっておりました。

しかも、その道しるべの傍にはお地蔵様があるではないですか。

どんな小道でも、或いは行きつ戻りつしても誰にもご迷惑の掛からない自転車で

出かけらるのが絶好のチャンスです。

その結果: 大満足の成果でした。

まさに。まさに! "犬も歩けば棒にあたる"

本当に吃驚です。

この半日でいろいろ収穫がありましたが、この欄では、祠に収まった地蔵尊 3か所

ご紹介と道しるべにしぼり?、見て頂くことにします。

歌の1節

「村のはずれのお地蔵さんは、いつもニコニコ見てござる」 

三橋美智也さんか春日八郎さんの歌の一節かな(童謡?)と思いますが、お地蔵様

イメ-ジは、道端の小丘で露天にさらされた姿を思い出しますね。


  お地蔵様綾部の梅林のお地蔵様

ここは梅林の頂上ですから、道端ではありませんが野ざらしがお地蔵様にぴったり

だと

思います。

 

☆ 畑ケ中(現南ヶ丘)でお地蔵様を発見

この日、南ヶ丘・大歳神社の屋根の形と懸魚を撮影してから、念のため、神社はど

こでも裏側が通れるので反対側の屋根を見るために廻ってみました。

そこで、目をちょっと外側に向けましたら、そこに銅板葺の立派な祠があって、

ご婦人が祠内の清掃などしている姿が目に飛び込んできました。

  畑中の祠
   旧地名・畑ケ中で、お地蔵さまが収められている祠

私の勝手な推測ですが、昔ここにもお寺がありその後無くなり、地蔵尊のみが

残った?(境内の例?)

そんなことも想像した次第です。(一乗寺地蔵尊の例からの空想ですが)

童謡?などに出てくる村はずれの例かも? (小高い丘の上)

祠の中を清掃しておられたご婦人のお話では、最近腐った柱は除き、昔の木々を

可能な限り残して再建したとあって見るからに立派でした

新しい銅板葺で立派でした。木鼻もあって立派な造りだと思います。

裏に回って見たら懸魚が破風からブラだがっておりました。

  畑中の祠の懸魚
破風には懸魚もある裏側

そこには 「卍の字」 があって、仏教で言う吉祥の象徴との事でしたので、外観か

らも仏教系の祠であることが分かりました。

ここへ熱心にお参りしていたら大怪我しないんですよ そのご婦人のお言葉です。

 

☆ 中央公民館近くの道しるべとお地蔵様 (四辻に立つ?)

この畑ケ中の丘から京口と言う地名もある街角で、南ヶ丘の昔の道しるべと地蔵尊

並立している街角に出ました。

  南ヶ丘の道しるべ
  道しるべ   左 神戸 有馬 大坂 右 はりま 三木 道

この標識に従って左へ進むと南ヶ丘・大歳神社やお地蔵尊のある丘を左に見ながら

道路が続いておりますが、右の神戸や大阪への道は現在とは違うとおもいます

が・・・。

  お地蔵様地蔵尊 お地蔵様


ここの場合は、祠らしい構えが出来ない場所らしくて民家の軒下にある、そんな感じ

です

そんな窮屈な構えですが、地蔵尊の手入れの行き届いた風情はご信仰の厚さを物

語っておりました。

 

☆ お寺の境内にあったお地蔵様の例


今回直接参詣できたのはこの二つでしたが、前に市内にある"祠"として撮影した

一乗寺地蔵尊の祠も併せ考えました。

  一乗寺一乗寺地蔵尊の祠

  今は廃寺になっている一乗寺境内にあったと記されておりました。


先述の通りお地蔵様と言えば、道端で雨ざらし、赤い布を身に纏った姿が、我々の

イメ-ジ上では定番かとおもいますが

こうして市内の狭い地域だけでも3か所、祠に収まり、手厚い信仰の跡をたどります

地蔵尊とは何ぞや?

今一度教わりたい心境であります。 

東日本大震災で心の痛む日々でありますが、神社・仏閣とお地蔵様、庚申堂など

御心を託せる場所の復興も心から願っております。

 

 

 






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最終更新日  2011年04月20日 11時54分47秒
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