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テーマ:生涯学習(294)
カテゴリ:広く・深く・学ぶ
神明造を確かめる 三田市の神社: 神明社(下田中) 神社建築の内、本殿の建て方について、過日その種類等を纏めました。 ☆ その中で、神明造はかなり少なくて、大半「春日造」や「流造」ではないかとの 資料に接しました。 ☆ 「三田歴史スポット 100選」(NPO法人歴史文化ネットワ-クさんだ)が、選ん だ歴史スポット100選の中にも【神明社】の掲載が有りませんでした。 そこで三田市に於いては、「神明社」はないかもしれませんとブログにも記載致 しました。 ☆ しかしながら再読の結果、その50番目「神明寺」の項目がありましたので、 精読、神社である「神明社」の存在が判明。 ☆ さっそく参詣して、要点の写真撮影をさせて頂きました。 (1)神明社の神明鳥居 この直線的なデザインが神明社の原点だと思います 神明鳥居 (2)神明社の全景 全景 (3)本 殿 この神明社は本殿と拝殿の部分が直接繋がっている。 全国に、5000社あるとも言われている神明社の多くは、このよう な本殿と拝殿が統合された独特の形であろうかとおもいました。
千 木 (5)懸 魚 この物が懸魚と呼ばれる物かどうか自信はありませんが、破風か ら吊り下げられております。 懸 魚 但し、神明造の源流である掘立小屋は、長年保てないので ☆ 下田中の「神明社」の概要は以上の通りです。 この「神明社」から100mほどの所に「神明寺」と言う立派なお寺がありました。 何らかの繋がりがあるものと思われます。 ☆ この神は、原理原則の点で「神明造」の原則に沿って成立しているように思わ れます。 ☆ 下田中は、かって伊勢神宮の神領地であり、北畠氏が治めたていた縁から 神明社の存立に至ったであろうとの推論あり。 従って、祭神は天照大神を祀っている。
(1)「流造の祠」 祠 (2) 薬師堂 (祠)
☆ 武庫川の大々的な改修工事により地形が大幅に変わっているので、何故この 地に神社やお寺があるといったことも分かりずらい所です。 もともと下流に向かって武庫川の左岸にあったこの神明社も今では武庫川の 右岸ですからね。
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