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三田のいのしし 見て歩き日記

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2012年04月17日
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カテゴリ:広く・深く・学ぶ

駒宇佐八幡神社の隋身門と狛犬さん

4月8日(日)桜ウオ-キングに参加して、中継基地である駒宇佐八幡神社まで歩きま
した。そこで、参詣して家族の無事を祈りました。

その際、私が昨年末以来関心を深めております隋身門と隋身さんがこの歴史ある
神社にもあることが分かりました。

(1)隋身門はお寺の仁王門に対抗する形で、神社において発展したとされております。

(2)但し、神社なので、中世の宮中と貴族などの護衛にあたった隋身(ずいじん)さん
     をその左右の門の中に収めた。

(3)神社が示す左右は、参詣する者から言えば逆になり、神社に向かって右を左とし、
     左側を右としている。

(4)この駒宇佐八幡神社においても、以上のル-ルに従っている


(5)駒宇佐八幡神社の隋身門
   【隋身門】
   隋身門

   神様に向かって右側の格子の中に、隋身の「左大臣」(左大神とも書く)
   【左大臣】
   左大臣

   古来からにル-ルに従い、巻纓冠を被り、老いかけ(ほほ当て)を付けて
     黒い上着を身に着けていた。

   白いひげが生えた老人の武者の姿で、今で言う貴族以上の身辺保護者


   神様に向かって左側の格子の中に、隋身の「右大臣」(右大神とも書く)
   【右大臣】
   右大臣

   古来からのル-ルに従い、巻纓冠を被り、老いかけを付けて

   赤い上着を身に着けていた。

   黒々としたヒゲの若武者であり、隋身さんの一人であろう。


   神社の神主さんの着衣も、最も上級が黒で、その次が赤だそうだ。

   尚、隋身門と隋身さんの公式の姿というものが、ハッキリしていないらしくて

   様々な事例で、混乱が生じているが、この駒宇佐八幡神社はその点、伝統に

    沿って 正しい、伝統的な姿で構成されております。


   写真は、窓をヌレ布巾で拭いて、乾かした後の物ですが、ほこりの跡があります。
   中の隋身さんも、修理と保存の時期に来ているかもしれませんね。 


  隋身門の余談

  神社の神域を護るとされている狛犬さんも、言葉を悪く言えば自然発生的にその

  置かれる場所や、形状なども様々な変化が見られます。

  この隋身門と隋身さんも、似ていて混乱が見られます。

  (1)その代表的なのが、神社は、神様のいる場所から見て左右を決めているのに

        対して、それが周知徹底していない。

  (2) 隋身さんの名前も、推定ですが当初 「左大神」と「右大神」と呼ばれていた

     のにそれが周知徹底しなかった為に、音の似通った「右大臣」「左大臣」と表

     記してそれが広く流布しても異論を唱えなかったらしい。

  (3) 菅原道真公を祭神としている天神さんでも、神社の関係者はともかく、一般

     には右大臣、左大臣と表記していて異論が見られない。

     これに対して、天神さんの神官は、当然認めておりません。

     何故なら、九州の大宰府に流される前の道真公の宮中における官位が「右

         大臣」だからです。
     
     通常、左大臣に次ぐ高官の右大臣が、隋身門の門衛的な立場でいるはずが

         ない。
      
     菅原道真公は神様ですから。

     そういう意味からも、大真面目な立場からは、隋身さんは「左大神」「右大神」

     の呼称が当初の呼び名であったと推測しております。


 






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最終更新日  2012年04月17日 16時34分57秒
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