その34: セイヨウジュウニヒトエの花
一本立ちの株が群れになって咲いておりました。
十二単とも書く、ジュウニヒトエの花は純国産であって、この写真の色が青であるのに対して、花が白毛に覆われているので、白っぽく写っているそうです。
盗掘などにより、一般に見られる地域と時期はあまりなさそうです。
従って、ジュウニヒトエの花をイメ-ジする方法としては、このセイヨウジュウニヒトエの花を見るのが妥当だと感じました。
このセイヨウジュウニヒトエの花であれば、友が丘の町内でも数か所見られます。
葉っぱはこんな感じです。この花についての所感の最大は、金瘡小草、カキドオシ、蔦葉海蘭などあの"人型"の如き花が同じ時期に咲くことにあります。
なんとも不思議です。
お花の神様が、何お感じてこのように数種類の花を作り分けたのでしょうか。
この平成24年 花の巡礼 春の巻 その34~37の内、カキドオシを除いて、その写真を
掲示させていただきましたので合わせてご覧ください。
尚、念の入ったことですが、純国産と言われる「ジュウニヒトエ」にも「セイヨウジュウニヒトエ」
との交配で、花びらの色がブル-の物もあって、まったく単純とは言えないそうです。
セイヨウジュウニヒトエとは:
1. 科 名 シソ科キランソウ属
2. 学 名 Ajuga nipponiensis
3. 別 名 アジュガ
4. 原産地
5. 花 期 春
6. 特 長
8. 似ている花 カキドウシ(垣通)、キランソウ