平成24年 花の巡礼 その66 ヒメフウロ として記載して以来、この花はもしかして帰化植物のヤサカフウロかもしれないとのご指摘がありました。
それ以来、2度ほどこの花のある場所3か所に内、相互に近い場所にある大原荘園へ出かけました。
その結果、
この花は、次のプランタ-に咲いている花と同じものが原物であることが分かりました。
また、その出場所は名古屋でした。
ある神社の参道沿いに約50m この花が咲いたと思われる枯れ枝や種がありました。
今日質問させてもらった主婦が、はっきりとこの花が、参道の花の元だと教えてくれました。
帰化植物に詳しい全国農村教育協会 帰化植物友の会へメ-ルで判断を求めました。
最後の方の注釈も含めまして、情報が混沌としておりますので、その点御含みおき願います。
今回は11日と12日両日の写真を改めて列記します。
1)今日現在の花と株
2)プランタ-の花
この花の出元は名古屋だそうです。
すぐに広がるとのことで、ここでも3つのプランタ-にありました。
3)その葉 品種調査の参考になるかもしれませんので。
4)このプランタ-に年々咲かせた花の種から分かれた野原の枯れ枝と
種
5)種の拡大
※ そもそも「ヒメフウロ」と言うのは、伊吹山周辺?か徳島でしたかの
一部に限定された日本固有のフウロソウらしい。
※ 名前においては、同じフウロソウ科ではあるが、属の異なる花がヒメ
フウロとして花屋さんでも沢山販売されているらしい。
※ また、伊吹山で掘り取った花が市中へ出回った可能性も否定できな
いようです。
この大原荘園で、名古屋から移植した花の育て主さんのお話により
ますとこの花の広がりは物凄いものがあるらしい。
私が見た山陰の枯れ枝に見た種を見た限りでは、大変な数の種
でした。
※ 但し、5月から8月までが開花期だとされておりますが、ここのはすぐ
に終わりそうです。