今朝ブログで、「しろうと自然科学者」さんをお訪ねしたら、早咲きの「ナツズイセン」と「キツネのカミソリ」が見られた・・・との記事がありました。
キツネノカミソリは、9月開花と思っておりましたが、「ナツズイセン」は今から咲く花だと理解しておりますので、早速ウオ-キングから自転車による遠出に切り替えました。
「ナツズイセン」ってこんな花
県立有馬富士公園のナツズイセン・・・昨年の例
3か所ほどこのナツズイセンが咲く場所がありますが、今回の観察ではゼロでした。
後1週間か10日で満開を迎えることでしょう。
何と言っても県立有馬富士公園は、昨年も20,000株咲きましたから今年も期待できそうです。
折角青野川の上流まできたので、方向を変えて下井沢の溜池へ「ハスの花」の撮影によりました。
観光用ではありませんがこんな花。
アヤメ科のキショウブも群生しており、その時期には綺麗でした。
写真を写していたらゴミ袋をだしに現れたご婦人が傍に来られて話になりまし
た。この池には鯉なども居て池の浄化に役立っているのではないかとのこと。
もともと農業用のため池だったが今ではその役目はあまりないらしい。
「ムシトリナデシコの花」
溜池の縁から引き返しかけたら、何とプランタ-に帰化植物の「ハナハマセンブリ」そっくりの花が咲いておりました。
こうして原稿を書きながら念のため、図鑑などを調べて「ムシトリナデシコ」らしいと気が付きました。
ムシトリナデシコの花 (このプランタ-の花)
別名「ハエトリナデシコ」{コマチソウ} ナデシコ科マンテマ属
この株の全体の姿
花期が5月~7月なので、咲き終わりかけだと思います。
付近も観察しましたが、この花は見られませんでした。
図鑑類によりますと、元々観賞用として栽培された物が、野生化して、帰化植物
の扱いになった花の一つらしい。
このお宅の場合は、プランタ-での栽培ですから正統派ですね。
ともかく、ここでも一つ、私にとって新しい帰化植物を知ることになりまして喜ん
でおります。
この友が丘の道路割れ目で10m以上の線になってこの花によく似た花がさい
ておりましたから、後刻写真のストックを調べるつもりになりました。
保存中の写真
ムシトリナデシコの花らしい。2012-05-24 撮影分です。
最盛期はこんな感じで咲いているらしい。
虫は取らないが粘液を出して、虫が動けなくなるところからの命名とか。
オオマツヨイグサの株 育つか、土手の状態を見る。
残念ながら今年はこの付近の土手の草刈りが、徹底しておりオオマツヨイグサ
の生育は難しそうだった。
「オトコエシ」
これも、この辺り一帯(武庫川)の草刈りが徹底していて、「オトコエシ」の株は
見当たらなかった。
刈り取られても株が沢山残っているはずであり、8月~9月に掛けて開花も考え
られます。
オニユリの花
前回ここで撮影した「オニユリ」は、相変わらず元気で咲き続けていた
逆光気味のオニユリ
ここは川原と土手上の道路の間にある岸で周辺は雑草が茂ってます。
早朝散歩中の二人の女性が、河原に降りる階段の近くで立ち話をしていた。
そこへカメラをかかえた私が、その間を割って入った形になったので、オニユリ
の話からナツズイセンなど時期の話になり、ついで花の盗難の話題へどんどん
飛んで行った。
珍しい花や草などは盗難防止のためには、第3者へは口外しないことが無難
だと言う、落ちるところへ話が落ちてしまった。
お互い心がけましょうと言ってバイバイした。
ナツズイセンも盗難が心配なんです。
家庭菜園の日課 水やり
今朝も帰りに寄るつもりだったので、その足で自転車を飛ばしたが、二人の女性
と会話中も上空を「カワウ」の大群が通過したので、刺激されて困った。
台風の余波で、熱気が強く立ちもめているので、特に水くい虫の「茄子」には水
遣りが大切だとされているので丁寧に水かけを行った。
ミズアオイ科コナギの「株」の観察
どちらも稲の生育にとっては憎むべき存在で、駆除がさけばれているものの
なかなか難しい存在のようです。
どうやらこの写真には、ミズアオイ科の「アメリカコナギ」(花が咲いている)と在
来とされている「コナギ」(花はこれから)が 同じところで育っている例だと思い
ます。
葉っぱがハ-ト型(基部)とそうでない株が同居してました。
素人判断はここまでで、後はコナギらしいものが開花したらほっとします。
時期外れかもしれないが、「ナツズイセン」の花の写真が写せなかった残念さと同時に、思いがけないことに帰化植物の「ムシトリナデシコ」に突然であったことで気分が高揚したことから、まあ仕方がないみたいな気持ちで家に帰りました。