無理に探しているわけではありません。
例えば、水田の雑草として帰化植物のアメリカコナギに対して、在来型のコナギの存在を教えて頂き、そのコナギの観察をしていたら同じ水田の畔近くで、次々に雑草が、しかも大柄な雑草が目につくようになりました。
1. アメリカタカサブロウ又はタカサブロウ(キク科)
全農協教の「日本帰化植物写真図鑑」350ペ-ジ参照。
かなり大柄な野草ですが、畔近くの存在につき農家も除去してない?
2. 調査中の野草
アメリカタカサブロウと折り重なるようにして生えておりました。
もうこの時期になったら、農家も畔近くの雑草は稲の生育全体からみると
さほど影響しないので、これ以上の手間と費用をかけることを避けるのでしょ
う。(全て私の独断と偏見ですが・・・)
お陰様で、オモダカ、アメリカコナギ、コナギ、セリ、などに加えてこれらの
帰化植物などに関して素人に観察の時間をたっぷり許して下さるのでしょう。
閑話休題:
アメリカタカサブロウと重なり合う形で育っており、これも結構大柄な野草です。
家庭菜園も田んぼを借りている例が多いのですが、雑草とりわけ帰化植物の存在も無視できない場所だと思います。
今回はその一つとして、休耕中に畝で注目を浴びる存在のご紹介です
3 畑の中の大柄な野草
8月17日現在では、もっともっと大きく育っております。
畑の畝の所有者によりますと、昔はこの草の葉を食べていた時代もあったとか。
たまたまこの畝がお休みの為育っておりますが、普段はこんな例は見られません
以下の帰化植物は、たまたま国道の歩道での撮影ですが、何処にでもあり、非常に強い生命力です。
4 8月17日、たまたま道路で出合った野草…オヒシバ(雄日芝)のつもりです
我が畑の畝や畝の間の小道にも間断なく生えて来ます。
写真が失敗で、こんな紳士面をした存在ではありません。
その内、もっとバイタリティのある状態の写真を心がけます。
帰化植物として紹介されていたと勘違いしましたが、日本から北アメリカ、
西アジア、インドが原産だそうです。
個人的な意見ですが、この野草は、畑や公園、道路際の花壇などで強烈な
生命力を発揮して生き延びており、憎いあん畜生の一つです。
ごつい体つきと言い、したたかです。
「メヒシバ」(雌日芝?)もあって、これは家庭菜園など、畑の大敵として我々を
悩ましている雑草のあいつだと思います。
これも別の機会に写真にします。
このペ-ジの野草の内、1.、2.は田んぼの中の野草であり、基本的には除去対象の植物かと思いますが4つ共に何もわかっておりませんので、これから調べてみたいと思います。
一先ず状況のご報告であります。