国道176号線沿いにある空地で、2面に金網を張っている場所があり、オオニシキソウがすごい勢いです。
1. オオニシキソウの群れ
2. 同じ敷地の別の個所の写真
同じ敷地ですが、日陰と日の当たっている場所で違って見えます。
3 閉ざされた入口前の地面で育つオオニシキソウ
この写真の例では、3枝があり、1枝の長さが4,50cmです。
60cmほどにまで育つそうです。
この写真の株は一枝の長さ4,50cmで、写真でいえば左右の二枝で1M近くを
占めていることになります。
上の写真1.、2.のオオニシキソウは、これよりやや小ぶりだと思いますが、枝数
が多い。
全体として株数が非常に多いので、この敷地の大半をこのオオニシキソウが占
めていると思われます。
コニシキソウは畑で普通に見られますが、オオニシキソウが畑へ入ってきたら除
去には世話が焼けそうです。
この空地は、閉鎖されていて踏み込めませんのでこれ以上の事は分かりません
が、オオニシキソウともう一つか二つの雑草が
この空地を占めている理由が不明です。
ともかく長方形の空き地の西北側が高いブロック塀であり、他の2面は道路に面
しておりまして、特定の雑草が育つのに適しているのかもしれません。
4. オオニシキソウとシマニシキソウの違いの目安として、オオニシキソウは葉の裏
が白いとされております
オオニシキソウの葉の裏
但し、すべてのオオニシキソウの葉の裏面がこんなに白いのか不明です。
全農教「日本帰化植物写真図鑑」168ぺ-ジに在る示唆で、「果実も無毛」と
あります。
5. オオニシキソウの花と実
花の横にあるのが実だと思いますが、無毛に見えますね。
実は無毛であるとされておりますが、この写真の実はどうでしょうか。
無毛に見えますが。
6. 葉には毛の生えている場所もある。
7. ニシキソウ類の中で、大きく育ち立ち上るのはオオニシキソウとシマニシキソウ
の2種類だそうです。
一応関西も両方が存在している可能性も否定されておりませんので、ウオ-キ
ングの際、目を皿のようにして見ている次第です。
シマニシキソウが最大に育つらしいので、176号線沿いの大繁茂箇所もその点
で注目しておりましたがオオニシキソウと思われます。
オオニシキソウの根元
素人が趣味的に観察していて、ピンボケの類ですが、こうして歩き回って見ますとニシキソウ類はどこでも見られます。
コニシキソウやニシキソウは小さくて地面に張り付いている部分が多いので、畑でも除去しやすいから、あまり嘆きも聞こえてきませんが、草丈が4,50cmとか5,60cmともなるとそうもいかないかもしれません。
それが、ニシキソウ以外の植物や人に被害を与えなければ幸いです。