最近、ニシキソウ類やオヒシバ、メヒシバの写真を多くお目にかけたので、「じじむさい」と思われていることだろう。
実際は今、一番時間をかけて歩きまわっているのは、「イヌコモチナデシコ」と「コモチナデシコ」の枯れた残骸です。
これも→いまは地味な作業ですが:
1. この帰化植物が、三田市内でどの範囲に広がっているか知りたい。
2. 来年4,5月頃の開花と同時に写真に収め始めて、枯れるまでの観察・鑑賞の
場所をできるだけ多くつかんでおけば楽だからです。
こんな理由で、ウオ-キングを活用しております。
今朝は、我が家から三田大橋経由で県道の三田-今田線沿いに瀬戸橋までを歩くことで、この帰化植物の残骸があるかどうか歩いてみました。
これまでに4か所あることが分かっております。
結果的には、今朝の歩きで、この間にはありませんでした。
せっかくですからいろいろ写真も撮りました。
1. スタ-ト 我が家の久留米けいとう。さあ歩こう!
緋紅色とされておりますが、細かい繊維の集まりらしくて、なかなかそれらしく
写りませんが、初めての久留米けいとうを観察中です。
2. 友が丘3丁目で出合った鹿の子ユリ
もっと多くあちこちに咲いていても不思議でないお花だとおもいました。
3. モミジアオイ
愛好家がちゃんといらっしゃるんですね。帰化植物とか。
4. サギソウ
昨日初めて出合って、興奮してブログに載せました。
半夏生や初雪草など植物が生存をかけて、何かを引き付けるために姿を変え
た結果だと思いますが、サギソウは神秘的ですらあります。
このあと県道へ出るまでは、できるだけ歩くことに専念しました(つもり)。
5. マンネングサの1種? 県道沿いに出て歩いている途中の写真です。
電信柱の足元には様々なグランドカバ-がされておりますが、これもその
一つです。 ハ-ブを植えている所もありました。
6. マルバルコウ(丸葉縷紅) 帰化植物 ルコウソウの同族?
「ルコウソウ」の同族だそうです。
つる植物で、3mぐらい伸びるとありましたが、もっと伸びるようです。
ヒルガオ科ルコウソウ属 1年草 熱帯アメリカ原産
鑑賞用が、こんな街道筋で野生化しているのは不思議です。
(季節の野草・山草図鑑292ぺ-ジ 参照)
縷紅とはこんなじですが、意味は勉強中です。
7. ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡) 帰化植物 アメリカヤマゴボウ
北アメリカ原産、帰化植物
県道の四辻の一部に咲いておりますが、マルバルコウとは向かい合って咲いて
おりました。
あるJRの線路沿いの空き地にもみられましたが、この植物の広がリ方もそれな
りに興味がありますね。
8. フサフジウツギらしい花: でも違うかもしれない。
花の咲き方は「フサフジウツギ」に似ておりますが、花はシソ科に多い面白い
形で、分かりません。
9. 赤花夕化粧の花
県道沿いの側溝の草むらで咲いていて、何例目科でしたから撮影しました。
早朝の太陽が横からあたってこんな具合です。
この花は、群落をなすほどの勢いはありませんが、市内の至る所にさいている
ことが分かりました。
やがて瀬戸橋に至り、県道と別れて国道176号線をまたぎ、割烹「がんこ」のある大原まで戻りました。
10. クレオメ?
クレオメのあの豪華な花造りに比べるとやや質素なので、クレオメか
動か、自信がありませんが。
11 ナツズイセン
大きく茂った屋敷の木立の下でさいておりました。
何の信号も発信されずに(つまりこの花は、葉っぱがありません)、突然地面
から現れるので驚かされます。
つまりこの場所のナツズイセンは初めてです。
12. 「プレクトランサス」でしょうか?
あるお宅の塀越しに此花が飛び出て咲いておりますが、どうですか
こんな形ですよ。
長い間、不思議な花だと思いながら眺めてきました。
写真で見るのも初めてです。
名前も正解かどうか。
1周8,9kmのウオ-キングで、さすがに疲れましたが、花への興味は増すことはあっても衰えることはありませんから、これからも歩き回ります。