水蓮ではなくて、「睡蓮の花」
丸い葉の切れ込みに注目願います。
これまでこのブログで扱ってきたハスの花は、四万十町の例を除いて、すべて睡蓮の花でした。
恥ずかしい。
しかしながら、ネット検索をしてもやはり混同している事を反省して、整理をされているブログにも出会いました。
難しいです。両方の植物を見る機会があればなんでもありませんが・・・・・
改めてこの際、睡蓮とハスの違いを調べることにしました。
先ず、睡蓮の花
これも葉の切れ込みあり。決定的な区分の。要因
先日来、ハスの花としてご紹介してきました農業用溜池の花です。
改めて、この円形の葉に切れ込みがあることと、葉も花も水面やその近くに
あることで確かな話です。
1. 睡蓮とハスの同じ点
(1)抽水植物と言われ、水上に葉と花が展開する。
(2)花は日中に開き、午後に閉じる。
(3)3日間咲いて終わる。
2. 睡蓮とハスの違い
(1)睡蓮は、葉に切れ込みがあるがハスには無い。
撥水性があって、水がコロコロ転がるらしい。
丸い葉の頂上に元は切れ込みがあった痕跡らしい雰囲気がありますが
どうでしょうか?
(2)睡蓮の葉には、時に斑入りや赤い葉ガアルガ、ハスの葉はあくまでも
緑一色である。
(3)ハスは、茎と葉と花が水面より高く抜き出る。ときに2mにもなる。
ハスは花の後、ハチス(蜂巣)が見られるが、睡蓮には無い。
ハチスが、ハスの名の元? 花が枯れて後、ハチスも消えるらしい。
(4)睡蓮に花は水面で咲くが、熱帯種は茎が伸びて空中で咲く
花は睡蓮もハスも沢山品種があり、花だけをとっさに見せられたら、よほどの専門家でもない限り見分けがつきにくいケ-スがありそうです。
私個人の反省としては、ごく身近にハスの花畑が無く、また接触する頻度が低かったので、広野地区の農業用の溜池の花を見て、単純にハスの花と思い込んでおりました。
今回ネット検索を行った際、睡蓮の花の写真集の冒頭に、この溜池の花と同じ花があったことから疑問に感じて:
農業用ため池の葉に切れ込みがあるか。
市内のハスの小池で、その葉に切れ込みが無いか。
確かめて、睡蓮とハスの違いに関する情報について納得しました。
睡蓮とは:
1. 科 名 スイレン科スイレン属 水生多年草
2. 学 名 Nymphaea
3 別 名 ヒツジグサ 未の刻に花が咲くから。
4. 原 産 世界の熱帯~温帯、寒帯地方
5. 花 期 5月~10月
6. 性 質 非耐寒性から耐寒性多年草
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