くどいようですが、広野地区の池の睡蓮の花を長い間ハスの花と思い込んでおり
ました。
ここ数日で頭の中の混乱を追い出して、やっとハスの花と睡蓮の花の実態が理
解できました。
空中に伸びた茎・丸い葉、そして蕾
こんな感じで地面から伸び上った茎・丸い葉、蕾がハスの特徴だそうだ。
2012-08-29現在 ハスからレンコンを収穫する池としては終わりに向かって
いるようです。
次は、ハスの花を間近に見て撮影した私の写真です。
ここに取り上げた写真はいささか古いですが、ハスの花の写真に凝ったあるお店
の経営者が蓮池を造り、ハスの栽培とその観賞や写真撮影に活用されたその蓮
の花だと私の同行者から知らされましたハスが対象でした。
偶然そのお店で食事をしたので撮影させてもらいました。
蓮の花
2009-07-26 09:32頃
池から立ち上がる株と花
蕾
露が乗っかった葉っぱ
丸くて切れ目がありません。これもハスの特徴の一つだそうです。
撥水性があって露がコロコロ
今回の勉強でもわかりましたが、基本であるハスの丸い葉と水面で無く
茎を伸ばして空中で開く花、そして特色であるハチスなど、睡蓮にないハスの
特性もかなり理解できました。
ハチス(蜂巣)
真ん中で出ているのがハチス
市内にある2か所の小さな蓮池の内、1か所は偶然この池の管理をしている
レンコン栽培者に出会い、貴重なお話が聞けました。
(1) 目の前のハスは、本年6月初旬 蓮根で芽のあるものを植えた物
(2) その内に掘り上げて、また来年に植え付けるその繰り返しだそうです
(3) その花は厳密に3日間で咲き終わるよりか少し長いと理解しているよう
だった。
(4) この蓮池の場合、花が目的ではないから、お盆などでは供え物として
どしどし切り取るので、花はほとんど見られない。
(5) 蕾を探して葉の下を探していたら、空中のハチスを教えてくれて、あんな
高いところで咲くよと。
(6) 要はレンコンは横に伸びるのであって、深さはあまり意味がないらしい
(7) どうもレンコン採取のあの風景から、ドロドロの池を連想するが、通常の
田んぼの深さがあれば十分らしい。
概要以上のようなことを教えてもらいました。(順不同)
観賞用の蓮池であれば花後のハチスも多く残るので、わざわざ探さなくても
すぐにわかるでしょうね。
蓮とは:
1. 科 名 ハス科ハス属
2. 学 名 Nelumbo nucifera
3. 別 名 ハチス、水芙蓉、芙蓉、不語仙、池見草、水の花、
4. 原 産 インド
5. 花 期 7月~8月見頃
6.