ブログ「しろうと自然科学者」さんのぺ-ジを訪問したら、サワヒヨドリと言う未知の花が写真と文章で紹介されておりました。
このお花と同じ属の花らしい草が、この付近にも咲いているのに気が付きました。
ヒヨドリバナの花だと思います。
ヒヨドリが鳴く頃にこの花が咲くことから命名されたらしい。
フジバカマも含めて、このグル-プの花に共通しているのは、
筒状の花が咲き、その筒状の花から2分岐した花柱が伸びる
”2本の糸が捻じれているみたい”
ヒヨドリバナ?の葉と花
同属のサワヒヨドリやフジバカマとは葉の大きさが違うことでも区別できるらしい
フジバカマ>ヒヨドリバナ>サワヒヨドリ
サワヒヨドリの茎と葉 細くて鋸歯が少ない。
お借りした写真です。(HP「松江の花図鑑」)
素人が花の写真を見てもなかなか区別できませんが、その葉の大小は
このような写真を見せてもらうとヒヨドリバナの葉はずっと広い葉なので、
安心して区別できる。
ヒヨドリバナもサワヒヨドリも鋸歯があるもののヒヨドリバナのほうがしっかりして
いる。
ヒヨドリバナの仲間
1. サワヒヨドリ
2. サケバヒヨドリ
3. ヤマヒヨドリ
4. ヨツバヒヨドリ
同族
フジバカマ
(近くにこの花らしい株があるので、葉の大きさなど調べてみよう)
遠目には似ているけれど、実際は違う「オミナエシ」「オトコエシ」
ヒヨドリバナに見られた白いモヤシみたいな花柱がありません。
このお花に限りませんが、遠目には同じとみられる花が沢山あります。このヒヨドリバナと「オミナエシ」は、花が黄色なので区別できますが、「オトコエシ」は、花が白いので遠目には同じに写るのではないでしょうか。
今年、オミナエシの株を庭のプランタ-に植えて育てましたので、オミナエシやオトコエシとヒヨドリバナ類は別物だと理解できるようになりました。
花の写真を撮影してもその名前を間違いなく表現することはなかなか容易ではないとつくづく思い知らされました。
(今日の話は、主として「季節の野草・山草図鑑」を参考にさせてもらいました)
ヒヨドリバナとは:
1. 科 名 キク科フジバカマ属 多年草
2. 学 名 Eupatorium makinoi
3. 別 名 鵯(ヒヨドリ)花
4. 原産地 日本
5. 花 色 白と淡いピンク
6. 草 丈 1m~2m
7. 花 期 8月~10月
8. 環 境 山野、空き地