第4回
No.16 オオジバシリ
普段見慣れない花でしたが、傍に寄って見ると強烈な黄色の花で目立ちました。
5月初旬、家庭菜園のある田圃の岸には、様々な野草がその花を競うことがわか
リました。黄色い花の種類が多いので勉強も大変でした。
1. 科 名 キク科ニガナ族
2. 学 名
3. 別 名 ツルニガナ
4. 花 期 5月~6月
6. 特 徴 日本全国のやや湿り気のある道端を好む。
7. 原産地 日本
※ この時期、野原、山の端などでは小さいが極めて特色がありかつ可愛らしい
草花があちこちに出現することをこの1年経験しました。
No.17 タツナミソウ(立浪草)
波が立っている感じ。
2012-05-27 撮影
立浪草は、その言葉の通りで波が立った姿からの命名でした。
この花は図鑑などで出合っておりましたが、家庭菜園のある谷川の、ちょうど私の目線に入る地点で、この日、目に飛び込んできました。
77歳の私でもこの花に出合った時は、さすがに興奮して落ち着かなかった。
まさかこんな岸辺に咲くとは。
一定の方向を向くので、その反対側はこんな形状でした。
1. 科 名 シソ科タツナミソウ属
2. 学 名 Scutel Laria indica
3. 別 名
4. 原産地 日本、アジア
5. 花 期 4月~5月
6. 草 丈 5cm~15cm
NO.18 ミヤコグサ
このミヤコグサも初めて知った花ですが、3つも帰化植物の仲間がいることが、今
11月になって分かりましたので、この写真の花が在来品種か帰化植物かは私の中では来年への課題とさせてもらいます。
この花も最初、タツナミソウの生えている同じ岸で出合いましたが、その後市内の
至る所で咲いておりました。
2012-05-25 撮影
同種の帰化植物について
セイヨウミヤコグサ
ワタリミヤコグサ
ネビキミヤコグサ
全農教の「日本写真か帰化植物図鑑」132,133ペ-ジ記載参
同資料を見ると、「日本のミヤコグサ」は、一つの花茎に通常2個の花をつけるので見分かられる。
上の写真からは、セイヨウミヤコグサか、それとも他の物か、ここでは不明です。
来年の課題です。
1. 科 名 マメ科ミヤコグサ属
2. 学 名
3. 別 名 烏帽子草(エボシグサ)
4. 原産地 ※日本
5. 花 期 4月~6月
6.
No.19 マツバウンラン 仮面状の花
かなり小さな茎と葉の先に花が咲いていて、出合ったのがラッキ-でした
大変小さな花であり、100%初見ですから様子が分からず撮影も失敗。
「季節の花300」さんからお借りしました
このお写真で、花の姿が分かると思います。
小さなお花の茎には、松の葉の如き細い葉が付いているのでこの名前が付けられたらしい。
三田市内でも1か所しか知りませんから来年は4月ごろから観察して、写真もはっきりしたものを撮りたいものです。
1. 科 名 ゴマノハグサ科 多年草
2. 学 名 Linaria canadensis Dum
3. 別 名
4. 原産地 北アメリカ
5. 花 期
6. 草 丈 50cm
7. 環 境 道端や芝生に群生して観賞用花奔の趣もあるが、ゴルフ場などに発生
して問題にもなることがある。
No.20 クララ(ソラマメ科)
大変しゃれた名前に感じますこのクララ、そんな御大層な話ではなくて、薬草としてこの根っこ?を噛んだら、思わずクラクラッと来るくらい苦いところから「クララ」の和名が付いたらしい。
クララの葉と茎
1. 科 名 マメ科クララ属
2. 学 名
3. 別 名
4. 原産地 日本
5. 花 期
6. 環 境 武庫川の堤防の上、おもに川側で初めてみました。
河川の管理者がまめに刈り取ってしまったので、最後の豆まで見届
けておりませんが、豆です。
ニセアカシアなど、マメ科は種が多いので、繁茂しやすい一族だと思
います。