第8回 No.36~40
保存写真の中に埋もれていた三田の野草について、ここでは4月分の一部を載せました
No.36 ナズナ
4月初旬、家庭菜園の中やその辺で、言うのも気の毒ながら映えない花がかなり沢山咲いている。地元の方にお聞きしたら「春の七草のナズナよ」
2012-04-10 撮影
ナズナの全体
おそらく家庭菜園仲間も,無視、無視!って感じで、無関心の花でした。
奈良・平安の昔から七草の一つとしてこの草の若い株や葉を食べたことでしょうから
来年春には、その辺に関心を持ちたい。
※ 同科別属のタネツケバナや帰化植物のマメグンバイナズナと間違われる事が
多いらしい。日本には麦が渡来の際、一緒に来たらしい。
ナズナとは;
1. 科 名 アブラナ科ナズナ属 2年草
2. 学 名
3. 別 名 三味線草、ペンペングサ
4. 原産地 西アジア
5. 花 期 3月~5月
6. 特 徴
7. 環 境 田畑、道端
No.37 オランダミミナグサ 帰化植物
多分、近くの畑に残っていた「ナズナ」の写真撮影の際、近くにあったこの草も白い花が目についたので、撮影して置いたものらしい。
2012-04-10 撮影
オランダミミナグサ・地面を這って、立ち上がっている姿
日本原産の「ミミナグサ」を放逐する勢いで繁殖している。
「ミミナグサ」に比べて、柄が短い花を咲かせる事で比較できるらしい。
オランダミミナグサとは:
1. 科 名 ナデシコ科ミミナグサ属
2. 学 名
3 別 名 和蘭耳菜草
4. 原 産 ヨ-ロッパ
5. 花 期 4月~5月
6. 特 徴
7. 環 境 道端
※当初、この花は「ノミノツヅリ」だと思ってそのように書いて載せましたが、ある方
から、「オランダミミナグサ」とのご指摘がありました。
未知の花ですから、ある資料の花の写真を見ての判断でした。
お詫びして訂正します。
No.38 ゲンゲ(レンゲ) 帰化植物
私が子供のころ、昭和10年代から20年代(1940~1955年頃)は、田んぼにとってレンゲの種を播き、肥料にするのが流行したはずであり、学校から自宅の間はお花畑でした。
2012-04-18 撮影 川除の田んぼ
レンゲ(ゲンゲ)の花 その2
今は、ほとんど見られない。
この写真の如く,数株でも纏まって見られたことが奇跡みたいな気がします。
本当に綺麗な花です。
ゲンゲ(レンゲ)とはソウ
1. 学 名 マメ科ゲンゲ属
2. 学 名
3. 別 名 レンゲ(蓮華草)
4. 原産地 中国
5. 花 期 4月~6月
6. 特 徴
7. 環 境 水田、野原
No.39 スミレ その一 青い花
スミレは約60種類もあるらしい。
スミレの中の何か、特定できませんが、大原の山際、そのそばに「キランソウ」の株があるので、否が応でも目を引きました。
2012-04-21 撮影 大原の山際、斜面
スミレの株の全体像
4月21日に撮影してから今日まで手を付けなくて申し訳ないように思いました。
なんと気品のある野草ではありませんか。
タチツボスミレ、ニオイタチツボスミレ、アリアケスミレ、コスミレ、ツボスミレ、
オオバキスミレなど仲間が非常に多いそうだ。
スミレとは
1. 科 名 スミレ科スミレ属
2. 学 名
3. 別 名
4. 原産地 日本、中国、シベリア
5. 花 期
6. 特 徴 4月~5月
7. 環 境 山野
No.40 スミレ その二 濃い紫色
このスミレは、市内でもかなり多い部類に属するスミレだと思います。
2012-04-21 撮影
野草のスミレでは、かなり目立つスミレ・全
約60種類もあるその仲間を区別するのは難しい。
こうして取り上げましたから、来年はこの友が丘の町内の歩道沿いに生えている
スミレを中心にして、様々な野草のスミレを見てみるつもりです。