No.56~60
No.56 ヤブカンゾウ 帰化植物
この花は、こんな形で「ヤブレカブレ」に見えるが、これが普通に姿。
2012-07-20 撮影
百合の花ですが、市内でもそんなに広がってはおりません。
ここはマムシの生息地なので用心しながら撮影しております。
谷川の岸、草むらで咲き川にその幹をのり出す形に写っている。
ヤブカンゾウとは:
1. 科 名 ユリ科ワスレグサ属 多年草
2. 学 名
3. 別 名 オニカンゾウ
4. 原産地 中国
5. 花 期 7月~8月
6. 草 丈 80cmから100cm
7. 特 徴 八重咲
8. 仲 間 ノカンゾウ、ハマカンゾウ・・・一重の花
9. 環 境 人里、野原、土手など。
No.57 アメリカアゼナ 帰化植物
1. 在来のアゼナやアメリカアゼナの仲間の「タケトアゼナ」の3種類が、我々の
家庭菜園の畝にもあって、入り混じっていると思われること。
2. 素人には、葉っぱの鋸歯の有無と鋸歯の在り方しか見分け方が分からないが
作業をする畑で何株でも見つかるので、見つめました。
2012-08-12
小さな花でこんな形。葉っぱの鋸歯が目安とされている。
「ヒメアメリカアゼナ」 草丈20cmもあるらしいので断定はとても無理だと思うが・・・
※ 花の形は唇形。下側の唇弁に濃紫色の斑紋がある。
日本在来のアゼナか?・・・鋸歯が無い、縁がつるつるだ。
素人目には葉っぱの縁がつるつるに見えます。
※ 肥料の中には「牛糞」がありますが、植物の中には一度牛などのおなかの中
を経由しないと芽が出ないタイプがあるらしい。
これらアメリカアゼナ、タケトアゼナなどが家庭菜園の中で沢山見られるのも
この肥料の「牛糞」を利用する頻度が高いから…とも推測されます。
(今のところ推測だけ)
アメリカアゼナとは
1. 科 名 ゴマノハグサ科 1年生草本
2. 学 名 Lindernia dubia penn.
3. 別 名
4. 原産地 北アメリカ
5. 花 期 夏
6. 特 徴
7. 環 境 水田、湿った畑、道端
8. 仲 間 タケトアゼナ(帰化植物)と在来種の「アゼナ」など
No.58 ハナハマセンブリ 帰化植物
この花は帰化植物ですが、この土地で群生して見られるのは、個々が近年開発された造成地であり、何らかの理由で空地の原っぱになっている場所だからと思われます。
また、造成に伴う何らかの原因で種子がこの地にばらまかれたものと推測してい
ます。
2012-07-13 撮影 大原荘園
小さな花の為派手ではありませんが、500株1000株とまとまっており、それなりに見事です。
その花と蕾の例
2012-07-14 撮影 大原荘園
※ 全体として無毛、茎は4稜で中空、直立してよく分岐し、高さ20cmほどになる
根生葉はロゼットを形成しない。(以上は日本帰化植物写真図鑑より引用)
ハナハマセンブリとは:
1. 科 名 リンドウ科
2. 学 名 Centaurium purchellum druce
3. 別 名
4. 原産地 地中海沿岸
5. 花 期
6. 草 丈 20cm
7. 環 境
8. 仲 間 ベニバナセンブリ
No.59 ヤブジラミ
友が丘近くの山際、排水溝沿いのこのコメツブの如き花が咲き、写真のとおりですが、空地を刈り取られてしまい最後の方は分からなかった。
ヤブジラミの実
※ 藪に生えて、この実が衣類にシラミのようにたかる所からの命名のようだ。
ヤブジラミ・茎と葉
この空地は持ち主が適当の草刈をされるので、観察が難しいのですが、来年はその所在を他にも探して観察継続を心がけたい。
ヤブジラミとは:
1. 科 名 セリ科ヤブジラミ属 2年草
2. 学 名
3. 別 名 藪虱
4. 原産地 アジア、欧州、日本
5. 花 期 5月~7月
6. 特 徴 レ-スフラワ-の仲間。ひっつき虫の一つ
7. 環 境 林縁、道端、草原
8. 仲 間 オヤブジラミ・・・春に花が咲き、実が赤くなるのが相違点らしい。
No.60 ミソハギ
多分市内の至る所で生えていると思いますが、今のところ大原の田んぼの岸で見た
この写真が1例です。
ミソハギの群生
※ 名前の由来 お盆の祭りごとに使うため、禊(みそぎ)から
お花の拡大
ミソハギの花の付き方
花は穂状につく。
ミソハギとは;
1. 科 名 ミソハギ科ミソハギ属 多年草
2. 学 名
3. 別 名 ボンバナ、ボングサ、ミズハギなど
4. 原産地 北海道、四国、九州、朝鮮半島
5. 花 期 7月~8月
6. 草 丈 50~100cm
7. 特 徴
8. 環 境 湿地