No.111 タカサゴユリ(高砂百合)の花
No.111 タカサゴユリの花
2012‐08‐15撮影
細い葉も見えております。
雄しべの様子
赤褐色の雄しべ・・・タカサゴユリの特色。
似た花としてテッポウユリがあります。
昨日までは、漫然と同じ品種を時にタカサゴユリ、時にテッポウユリと思い、過ごしてきました。
先日ご紹介した著書「身近な雑草のふしぎ」214,215ペ-ジ
でその違い(雄しべの色)とどこかから飛んできて定着後3年目にその種が飛び
立つことで広がる不思議さが紹介されております。
1. タカサゴユリとテッポウユリの違い 雄しべの色
タカサゴユリ・・・赤褐色・・・上の写真参照下さい。
テッポウユリ・・・黄色
2011-08-22撮影。テッポウユリと断定は無理ですが、雄しべは黄色い
大原荘園にて。
2. 大きさ・・・・・・・・花がタカサゴユリが一回り大きい。
タカサゴユリは 葉が細い。
3. タカサゴユリは花色は白をベ-スに赤紫のラインが入ることが多い
蝋梅の根元の花から飛んだ種から別の場所にあるプランタ-の2,3で発芽しま
したその内の一プランタ-を中庭へ移動して咲かせた花
2011-08-20 細い葉が見えます。
3年経つと種が飛び立つ不思議な話:「身近な雑草のふしぎ」 参考
我が家も3,4か所タカサゴユリが咲いておりますが、飛んできた侵入者です。
この例でこの著書の話を紹介すると
1. 1年目は、小さな姿で育ち、塊根をしっかり蓄える。
蝋梅の根元で気が付きませんでした。
蝋梅の根元で育ち、大きくなったタカサゴユリ
2011-08-15 撮影 草丈1.5m以上でしょう。
2. ぐんぐん大きくなる。周辺のテッポウユリとも楽々交雑する。
我が家はテッポウユリはがない。但しご近所の花粉を昆虫が運んできたかもし
れないのでこれらの花が純粋のタカサゴユリかどうかは不明です。
3. 3年目になるとその種を盛んに飛ばして、新しい天地へ移動する。
その種は元のタカサゴユリでは無くて、交雑した種でしょうか、その辺は今一つ
判然としませんが・・・
4. ネット検査によると連作障害が出て消えるとしていた。
その前に沢山の種が飛び新天地で命が繋がり、拡大していることでしょう。
我が家の場合、いつ飛来してきて芽を出して育ち、2年目を迎えたか、記憶がありませんが、ある年、その辺がタカサゴユリの新株で埋まってしまったんです。
今もその名残で、元祖も含めて5,6株と飛び地としてプランタ-で2か所残りました。
プランタ-の真上から見たタカサゴユリの花
3年がライから連作障害となると、我が家の蝋梅の根元の株もそろそろ移植をさせて方がよいかもしれませんね。
トライしてみましょう。
ここまで根気強くお読み頂いた方有難うございます。
この友が丘地区のご家庭だけでも、どれだけ沢山タカサゴユリが庭や玄関先、道路の排水溝の横など思いがけないところまで育っておるのがこのタカサゴユリです。
ジャスコ北神戸へ行く道路の周辺にもいっぱいです。
数年来のこの花について関心を持ち続けたので、こんな内容になりました。