特別編 No.112 ヘクソカズラ 悪臭にもめげず。
No.112 ヘクソカズラ
この名前が付いた由来は匂いである。しかし本当の所は、まるで役に立たず、
生垣や草花に迷惑なほど絡み付くところからであろう。
(身近な雑草のふしぎ...28,29ペ-ジ)
問題の酷い匂いは、生ぬるい、むらっとした悪臭が鼻をつんざくそうだ。
この花を城山運動公園前の道路沿いの藪で発見した時、すぐにヘクソカズラだと分かったので、写真撮影だけで、触るのは勘弁してもらった。
ヘクソカズラの蔓の様
こんな感じで蔓が伸びていく。
葉の出方 対生
我が家のごく近いお宅の垣根に小さいが丸い黄金色の実がなっていてその道路の往復で出合った時、早速興味を持ったが。???だった。
それがヘクソカズラの実だったのだ。
ヘクソカズラの実(写真)
12月26日中には作業終了予定
ヘクソカズラの実
2012-12-26 11:11 撮影 取り込み完了
このお宅の垣根では夏の間、ヘクソカズラの花が咲いていたことになる。
花笠のような花が特徴であり、「サオトメバナ」早乙女花の別名は、早乙女が被る
花笠に見立てた名前だそうだ。
ヘクソカズラとは:
1. 科 名 アカネ科ヘクソカズラ属 つる性
2. 学 名 Paederia scandens
3. 別 名 ヤイトバナ、サオトメバナ、クソカズラ(万葉集)、屁糞葛,屁屎
葛、馬食わず。
4. 原 産
5. 花 期 8月~9月
6. 特 徴 葉っぱは左右対になって出る。花のない時、揉んであの匂いがカギ
7. 環 境 庭先、道端,藪、草地