三田のいのしし　見て歩き日記

元の国立兵庫中央病院前のバス停を下りて、その構内を横切ると我が家のある友

が丘への近道がある、

今日もその道を辿りながら、ここを通過する際必ず日課としてその壁際、日当たり

のよい地面を観察するのが癖になってしまった。

もうこの段階ではポケットからデジカメを取り出しており、良く育った「ホトケノザ」

の中から写真に向きそうな花を探した。

仏の蓮華座らしい葉の形と花

お花は唇形と言って上唇弁と下唇弁がある形の花だろうと思っております。

横顔だから上唇弁と下唇弁も横だけですが。

この写真は、唇形の花の横顔ですが、こんなに毛が多いことが分かります

その茎と葉の付き方

この段階では対生の葉柄が無くなり、半円形の葉が四角な茎を取り巻き、蓮華座
に似た形となっており、葉柄のある部分は写っておりません。

「色・季節でひける花の辞典　820種」と言う本の目次のペ－ジを参考にしているの

ですが、昨年も随分この部分を眺めました。

セイヨウヒキヨモギなども唇形の花でしょう

さて：

別名を「サンガイクサ」とあるのはこれまでの見聞で知っているのですが、その漢字

はどうかと言うので、インタ－ネット検索してみました。

1.　三界草と三階草と二つの表示に出合いました。両方が正しいのか、いずれか

　　 一方が正しいのかは今後探してみます。

2.　その葉の出方が勉強になったので、ウイキペディアの写真をご提供頂きました
　　 ホトケノザ
　　　　　茎は四角だそうだ。シソ科オドリコソウ属
　　　　　根元から途中まで長い葉柄があることがよく分かりました。

　　写真の通りで、途中まで葉柄が出て葉が開き、途中から茎を半円形に取り巻く

　　対生だから、丸く取り巻いているように見えるのでしょう。

　　その茎を取り巻く形が仏の蓮華座に似ているところから「ホトケノザ」と名付けら

　　れたことも分かった。

植物の品種的特色を知る場合にこんな細かな点まで知る必要があることは知りま

せんでした。

唇形のこの花の正面からマクロで撮影できることを願ったのですが、今回はだめでした

シ－ズンはこれからですから次のお楽しみです。