三田のいのしし　見て歩き日記

今、花が咲きだした「オオイヌノフグリ」や「コテングクワガタ」はクワガタソウ属です。何故クワガタソウ属か？クワガタってどんなものか？

（1）クワガタについてこれまでの説明

　　 ☆戦国時代の兜に付けられている鍬形（クワガタ）
　　 　 ウイキペディアご提供による。
　　　　　兜とクワガタで成り立ち、クワガタ兜と呼ばれるらしい。
　　　　　こうしてみるとクワガタムシの角そっくりでしょう。

　　 ☆クワガタムシ
　　 　  ウイキペディアご提供

　　 武将の兜のクワガタにクワガタムシの角が似ていたからクワガタムシと命名さ

　　 れたと言う説がある。

　　 （後で触れますが私はクワガタムシの角が兜の鍬形を発想したヒントだろうと
　　　 思っております。）
　
　　 ☆クワガタソウ命名の由来
　　　　
　　　 クワガタソウの実と二股の萼（がく）・・・V字に見える小さな2枚の葉
　 　　まるで紙で折った兜にあまりにも似ているでうなりました。

　　 ブログ「いきもの係り」さんからお借りしました。有難うございます。
　　
　　 「クワガタソウの花が実になる時、果実を挟む二股の萼（がく）が兜の飾りの鍬

　　  形に似ているから」 実に見事な写真とご説明で、完璧に納得、感心しました。

　　　参考情報：　紙で折った兜
　　　クワガタソウの実を挟む2本の萼が　       紙の兜のそれとそっくりで驚いた。
　　　子供の頃を思い出しましたので自分で折って、写真にしたかったのですが、
　　　すぐにはおれないので、ホ－ムペ－ジ「こそだて」産の写真をお借りしました。
　　　我々もおりましたが、昭和10年代、20年代の折り紙は、黒字だけの新聞紙で
　　　下から、かなり印象は違います。
　　　それでも懐かしい。

　　 ☆中国ではクワガタムシは鍬形蟲と表現しているそうだ

（2）私の推理・・・兜の鍬形が先か、クワガタムシが先か？

　　 中国の鍬形蟲の名前が日本へも奈良・平安時代から流通したのではないか

　　 日本のクワガタムシも先ず漢字で鍬形蟲　⇒（鍬形虫）が通じていたと思われる

　　 従って、兜の庇に飾る勇ましい物としてクワガタムシの角が応用されたことは容

　　 易の想像できる。そこでこの兜の無理なく鍬形兜と呼ばれたのではないか。

　　 カタバミやオモダカなどから家紋のデザインが出来た祖先達ですから。
　　 

（4）オオイヌノフグリとコテングクワガタの花が果実になる時、萼が二股で実を挟む

　　 ようになっているか。

　　 
　　　コテングクワガタ蚤を支えている萼（がく）…だと思いますが自信はありません
　　 
　　　オオイヌノフグリの実を支える萼については写真もありませんから、今後観察

　     したいと思っております。
　　　
クワガタを巡る事例などを参考にして、クワガタとは何かから始まって、クワガタソウ

の実を挟む2本のクワガタの的確な写真に出合い、よろめきながらここまで書いて

きました。

少しでもご興味を持っていただければ幸いであります。