三田のいのしし　見て歩き日記

これまでご紹介してきたように、オオイヌノフグリとホトケノザがかなり咲いており、

シソ科オドリコソウ属の「ヒメオドリコソウ」が咲き始めました。

29日は、改めて武庫川の瀬戸橋から三田大橋の間、様々な物との出会いが楽しみ

でした。

大原では、青原寺下の切通し手前にオオイヌノフグリの新しい開花場所を見つけま

した。

別名の一つ、星の瞳がぴったりの花ですね。

花の集まり
『』

4,5月頃の最盛期にはもっと密集して咲くので、それもご紹介できれバ幸いです。

途中でロイヤルホ－ムセンタ－へ寄った。

牡丹の株が1,000円以下の値段で並んでいたので、考えた。

昨年初めて咲かせた牡丹：

素人が育ててもこんな花が咲きました。

 

この花がよかったので、1、2株の購入を検討する気が出てきた。

そこを出て、武庫川へ廻ったら土手上はきれいに雑草がかられているので、その地

面はよく観察できました。

そこでロゼット葉（根出葉）らしい新芽など新芽が沢山出ていた。

必ずしも根出葉とは言えないが、これからロゼット葉を勉強する意味で撮影したもの。

昨年も新しい野草に出合う度にネット検索を試みましたが、その際出てくる説明文

の中にロゼッタ或いはロゼット葉、根出葉と言う言葉があり、地面に沿って生えてい

る葉であることはある程度推測できた。

ロゼット葉の定義：

「地表に葉を平らに並べた植物の状態をいう」とあります。

元々はバラの八重咲から来ているそうだ。放射状、らせん状に出る状態を指すらし

い。

多くの植物はやがて茎が出て、茎に葉が付くが、タンポポやオオバコは根出葉のみ

で終わるかなり特異なタイプらしい。

タンポポ

非常によく知っている花ですが、ロゼット葉（根出葉）と花のみの植物として再認識。

沢山の新芽のあれこれを観察をしながら武庫川の土手上道をどんどん下っていた

ら女性がウオ－キングで通りかかった。

通りかかったと思ったらあっという間に抜かれてしまった。

平素ウオ－キングは最も得意中の得意と自負しているので、「こんちくしょう！」

懸命に追いかけたが､ドンドン話されてしまい情けないこと。

最近に運動不足がもろに出た感じで反省大でした。年のせいか？

くやしい～

それでも気を取り直して歩き続けて武庫川大橋の袂にある花壇にさしかかった。

ここは三田市役所の新築工事に伴う道路の付け替え工事の為花壇の一部が壊せ

てているがその地面を見ると、「アジュガ（セイヨウジュウニヒトエ）」の葉が地面に

沿ってしっかりと生えていた。

今思ったことですが、もしかしたらこのアジュガも根出葉のみで花の咲くタイプかも

知れない。

市役所横に至る。

この通りには街路樹として鈴懸がある。今は全く葉が無い。

ネット検索で調べてみました。「モミジバスズカケ」らしい。

鈴がたくさん残っていた。

歩道を転がるその実

この中に種があるらしい。

初めて出合ったので、この穴ぼこの意味は不明ですが、やはり風を受けて遠くへ飛

ぶための工夫でしょうか。

こんなネット状の表皮を持った実は初めての出合で、不思議だった。

2012-10-29　撮影　この木とは異なりますが、同様に木に稔った実だと思います

市役所横から福祉センタ－の間、歩道に並んだ株の一つです。

この不思議な実の状態からこれからの勉強の楽しみがまたまた増えた感じで嬉しい

この日は約8,9kmの散歩でしたが、今日の道も3月以降は沢山の野草の宝庫とし

て歩くことになる道路の一部でしたし、しっかり汗を搔いたので満足でした。