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三田のいのしし 見て歩き日記

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2013年02月17日
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テーマ:生涯学習(293)
カテゴリ:広く・深く・学ぶ

2月13日(水) 五大力菩薩の春季例祭を拝見、初めてその行事に新鮮さと驚きが

ありました。

五大力菩薩の板絵(再掲) すべての菩薩が印を結び、法具?を掲げています
五大力菩薩像とお供え『』
 金剛吼(こうごうく)菩薩       千宝相の輪を持つ
 竜王吼(りゅうおうく)菩薩      金輪灯を持つ
 無畏十力吼(むいじゅうりきく)菩薩  金剛杵を持つ
 雷電吼(らいでんく)菩薩       千宝の羅網を持つ
 無量力吼(むりょうりきく)菩薩    五千の剣輪を持つ

 初めは慈悲相の菩薩形であったが、今では明王(密教化)の形を取るとされている。

深田の板絵の内、金剛吼菩薩像(真ん中の1枚)
金剛吼菩薩『』
印を結ぶ姿を見て頂く為に、例として再掲。
この印の名前は分かりません。 

「印}とは:
自分の身体と神仏の身体とを一つに重ね合わせ、一体化するためのもの
(藤巻一保著:密教のすべて)

印を結ぶ行は:
神様と自分を一体化して、その神様となって信者の幸せの実現を目指す。

三田市深田:五大力菩薩 春季例祭にて:

柴燈大護摩供養
印を結ぶ-2
印を結ぶ行者さん

火渡りの行の前に、信者の安寧を祈ってでしょうか
印を結ぶ-1


今回、印を結ぶ行者さんの行動は詳細には撮影しなかったので、印を結ぶ姿は

あまり鮮明ではありませんが、今年度の秋季例祭 9月13日には「印を結ぶ」或い

「印」そのものの撮影を重点的に行い、印の姿の真に迫りたい。

三田市立図書館から関係資料をお借りして、その姿を撮影しました

印の一例 
弥勒菩薩 印320
弥勒菩薩の印

印の例-2
阿弥陀様 印
阿弥陀様の印

2月14日(木)三田市立図書館から下記2冊の関係資料をお借りしました

1. 印と梵字辞典 児玉義隆編著 株式会社学研パブリッシング

2. 密教 印のすべて 藤巻一保著 PHP研究所

印について

中近東からインドの掛けて、無数の民族が交流する中で、言葉もさることながら、

目や手、足などあらゆる物を使い、お互いの意思を確かめあううちに特に祭祀にお

ける動作として手の動きが次第に発達して多くの民族に共通しる形にまで深まった

らしい。

お釈迦さんが悟りを開いたころには、インドもこの指による心の表現が整っていた

のでお釈迦さんもこの印を悟りを開く手段として、また説教にも応用されたらしい。

今回初めて拝観した五大力菩薩の春季例祭における行者さん方の印を結ぶ姿の

みならず全ての仏像において印を結ぶ姿が見られることが分かりました。

極論すれば、仏像は紀元頃に初めて生まれたのに対して、印を結ぶその行いは

今から4000年も前から発展を遂げた意志伝達の道具であったらしいので、非常に

重要な祭りの一部と理解した方がよさそうです。

 

深田の五大力菩薩と印の関係:

今はよく分かりませんが、最初に再掲した板絵でもご理解いただけると思いますが、

全ての像が印を結んでおります。


秋季例祭 9月13日に拝観出来ましたら、行者さんにもお訪ねして印について、さら

に深く知りたいと思っております。

 






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最終更新日  2013年02月17日 12時00分23秒
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