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テーマ:生涯学習(293)
カテゴリ:広く・深く・学ぶ
昨年三田市立高齢者大学院郷土史コ-スで受講した三田市木器の興福寺にある 宝篋印塔と三尊板碑と一尊板碑に関しておさらいをしております。 板碑の写真 この板碑は、興福寺の墓地の一部に存在しておりますが、左からお地蔵様、その次 が不明で、その右が三尊板碑と一番手前が背の高い一尊板碑です。 興福寺お地蔵さんの写真 この石仏を地蔵菩薩、俗にお地蔵様、お地蔵さんとお呼びしても良いのか? 結論的に言って、今では地蔵菩薩、お地蔵さんと言っても良さそうに思います。
さんについて考えてみました。
その他にも少なくとも3例出合っておりますが、興福寺の石仏と比較して参考に出来 る例は京口のお地蔵さんが一番よく分かります。 (一)錫杖と如意宝珠を持っている像 この興福寺の石仏がまさにこの例のように思われます。 道祖神信仰を習合して道端、村の境などに安置された例が多いらしいので、 この石仏もこの興福寺に安置される前は、道路際にあったかもしれませんね。 (二)幢幡と呼ばれる吹き流しと如意宝珠を持つ姿: 絵に描いて掲げることが多いそうです。 (三)合掌などの印を結んでいる石仏 深田の石仏立像は赤い布を首から胸にかけて覆っているので、推定ですが、 合掌など印を結んだお地蔵さんではないでしょうか。 深田の場合は、3体のお地蔵さんが祀られているのですが、これから調べてみ ます。 ネット検索などを通じて地蔵菩薩について学びました。 1. 地蔵菩薩とは: 大地が全ての命をはぐくむ力を蔵しているように、苦悩の人々をその無限の大 慈悲の心で包み込み、救う所から名付けられたとされる。 一般的には「子供の守り神」と信じられている。 道祖神信仰と結びつき、町外れや辻に「町の結界の守護神」として建てられるこ とも多い。 ⇒別名 将軍地蔵または勝軍地蔵 2. 道祖神信仰とは: 道端の神様である。平安時代にすでに「道祖」なる言葉が書物に出てくる。 集落の境や村の中心と村外の境界や道路の辻、三叉路などにおもに石碑や 石像の形態で祀られている。 記憶があります。(高知県の片田舎) 仏教とか神道とかの区別は分かりませんが、線香を立てたことから仏教的な 三田市内で野ざらしのお地蔵さんが見られるか 私が歩き回り、ジョギングで走り回った範囲では出合いませんでした。 深田や京口などおおくは祠の中に安置されております。 出歩くく際はこれからも気お付けてお地蔵さんとの出合いを楽しみにします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013年02月20日 21時10分34秒
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