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カテゴリ:花と園芸
昨日今日と日本国全体が北の冷気に冷やされて、悪天候で強風と寒さで大弱り。 ほぼ冬のスタイルで三田市フラワ-タウンへ出かけました。 1. アケビはアケビ科アケビ属の植物であり、同木ながら雌雄異花でしす。 この雌花は相対的に大きいので肉眼でもその成り立ちが分かります。 2. 雄花は小さくて外見からは、何か小さな粒としか見えなかった。 第一、雌雄異花と知るまではこの花も先に咲いている花が咲き終わった 頃咲き始める雌花ぐらいにしか見えなかった。 (1)この房状の物が雄花であり、一個一個がみかんの皮をむいた実そっくり の状態であることが分かった。 (2)雄花をさらにマクロで撮影して拡大
昨日までにインタ-ネット検索で覚えたアケビの雄花らしい。写真からわかる 雄花をイメ-ジしてその花に近い写真撮影を心がけました。 今場所は3,40年前は松が多く植わっている丘陵であり、三田市と兵庫県の大規模 小さくみるとダイエ-の敷地で2階建ての回廊が走り、その下は駐輪場の一部で ネットの塀の下、5ないし10mは自動車道路で平素薄暗い場所ながら、アケビやサ 普段誰もが何気なく通過するだけの場所だからアケビの蔓もごく自然の一部として たんたんと1年を送っていることでしょう。 お陰様で近隣の丘や山までアケビの蔓を探しに行かなくても済みました。 蛇足ながら補足させてもらいますと、今アケビに関心が出た理由は、いつに4月16 日、郷里の実家で庭で大きく差だった「アケビ科のムベ(郁子)」に出合い、その写 真が写せたからでした。 キウイや銀杏の如く雌雄異花で木そのものが別々と言うのと異なり、同じ木(蔓) の中で雌花と雄花が違う形態も初めての遭遇でした。 ここまで書いて思い出しました。 スイ-トコ-ン(甘いキビ)が同じ株の中で雌雄異花でした。 雌花は株の茎の中ごろ、雄花は茎の頂上にあります。 雌花の筒が大きくなりその中から長い毛が出ているんが雌しべであり、その1本1本
からでした。アケビはアブとかハエが媒介者だそうです。 この1本1本に雄しべが付着しないとその部分の実は出来ず、秋になって収穫して みたらいびつになっておりました。 これを防ぐには、人間も介添えしてやり幹(茎)をつかまえてゆさぶり雄しべの花粉 がまんべんなく散布されるように心がけてきました。 アケビの事は知りませんが、6本から9本あるとされている放射線状の雌しべ全てに 花粉が付かないと完全な実にならないかもしれませんね。 いかにも切ない話であります。
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最終更新日
2013年05月03日 14時16分50秒
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